ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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本当の自分

2009-01-06 | 育児
 保護者や上司に気を遣いながら、自分をごまかしていることは、ないだろうか。自分らしさを出すことに戸惑っていることはないだろうか。腑に落ちない行動をとっていることはないだろうか。みんながそうするからといって動いていることはないだろうか。本当の自分は、どんな自分なのかを知ろうとしているのだろうか?
 最近自分を見つめることが気になって仕方ない。
 先日、テレビ番組で高校生に向かって、長渕剛さんが秋葉原の殺傷事件について「ナイフで刺される姿を見ながら、関わろうとしない周りの大衆に憤りを感じる。」というコメントをしていた。そして、「なぜ、止めようとしないのか。」「自分が安全ならいい、関わりたくないと他人事にしているからだ。」などと話され、「今、感じることを忘れてしまっている人間が多い。」とまとめられた。
 自分で感じたことならば、人は反応する。それが、分かりにくくなっている。うまく関わろうとか、何事も無事に済まそうとか、もめ事がないようにしようとか、本当は怒りがあったり、不満があったりするはずなのにそれが出てこないとすれば、本当の自分を殺しているように思える。表現の仕方はいろいろあるが、本当の自分は見失いたくない。
 子どもたちは、まだまだ、私たちよりも多分、自由に自分を出している。しかし、すでに大人の願いに合わせて、自分を出さないようにしている子どももいる。本当の自分をもっと引き出したい。そして、感じたことをよりうまく表現できるようにしてやりたい。
 そのためには、自分自身も本当の自分を見つめることから避けてはいけないと思っている。