ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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いろいろな顔

2009-01-04 | 育児
 父親の顔、教師としての顔、大人としての顔、子どもとしての顔、男としての顔、自分の顔にもいろいろな顔がある。その顔をうまく使い分けるのも大事なことだけれども、場の応じて自分を表現することよりももっと本質的な、統合された、本当の自分を見つめることはあるだろうか。
 時々、「あの人は、自分らしさを出しているなあ。」と思う人に出会う。また、「きっとこの人は、本当はこの顔とは、違うのかもしれないな。」「この場をうまく生きているなあ。」と思う人にも出会う。
 信頼できる、心から自分の思いを伝えられる人は、やはり、本当の自分をさらけ出している人なのではないだろうか。
「この人には、これがある。」と確信できれば、安心していられる。しかし、「本当に、これがあるのだろうか。」と不安を感じたら、それ以上は深く付き合えなくなる。
 どこまで信じられるのだろうか。疑いをもったときに、いろいろ試す。信じたいからいろいろ試す。
 試されたときに現れる顔が本当の顔ではないだろうか。
・相手が要求をしたとき、どこまで応える自分なのだろう。
・相手が反発をしたとき、どこまで許す自分なのだろう。
・相手が黙っているとき、どこまで包み込む自分なのだろう。
・相手が失敗をしたとき、どこまで助ける自分なのだろう。
 期待に応える相手を求めることではない。相手の期待に応えられる自分なのだ。
信頼を得られて、初めてこちらの期待に応えてくれる。「お互い様。」と笑顔で動ける自分でいたい。