ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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共に生きる

2008-10-30 | 育児
 人の嫌なところ、汚いことなどに触れてほしいと思っている人は少ない。まして、それを見せたいという人はいないだろう。できれば、避けたいし、そんな所を見つけると、軽蔑されたり、非難されたり、排斥されたりすると思い、隠そうとする。しかし、これが自分のことではなく、他人となると違う。面白くうわさ話のように扱う人を見かける。また、面白いネタだと言って記事にして儲ける人もいる。そんな姿を見ると心が痛む。
 もし、隠したいと思っていることを見つけられたとき、「それでも、あなたは友だちだ。」と言われたらどれほど嬉しいだろう。また、自分に負い目があっても「それでもあなたは大事な人だ。」と言われたら、どれほど安心できるだろう。
 暴力を振るわれながらも、逃げることなく注意する子、怪我をさせられても仲直りをしていつものように遊べる子など嬉しい子どもの姿がある。質問すると「だって、友だちだから。」と返事がくる。
 「そんな暴力を振るう子の傍にうちの子をおいて欲しくない。」とか、「粗暴な子は排斥して欲しい。」などと平気で言う保護者もいる。これは、今の世の中にミスを許さない風土があるためだろうか。とても生きづらくなっている。
 完璧な人間などいない。至らない所を補い、助け合いながら一緒に生きていきたい。