ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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出逢い

2008-10-21 | 育児
 子どもたちは私たちと違って、人との出逢いは偶然が多く、意図的に場を作って出会う人は少ない。それは、私たち大人よりも不安を抱えて生きていることが多いということになる。体験が少ない分、私たちと同様にうまく人と関わる能力を身に付けているとは言いにくい。子どもたちは当然、失敗しながら、経験を積み、人とうまく関わる能力を身に付けていくことになる。
 「うちの子は、内弁慶で。」「人の輪になかなか入れなくて。」「あの子は内向的だ。」などと言ったところで仕方ない。それは、育っていく過程にある子どもだから、そういう面があるのも当然だ。そして、それは本当の姿なのだろうかと疑ってみたい。変化する可能性を秘めた素敵な子どもたちだ。まだまだ変わる可能性があるはずだ。今の姿だけで、決められない。そして、伸ばすためにまだまだできることが一杯あることに気づくだろう。
・人とうまく関わる環境が揃っていないのかもしれない。
・関わり方を知らないのかもしれない。
・人と関わったときに気もちよくなった経験が少ないのかもしれない。
・今は、人と関わりたいと思っていないのかもしれない。
・うまく関わる人が傍にいないのかもしれない。
・自分はうまく人と関わる人ではないと思わされているのかもしれない。
 このように考えたら、今、子どものためにできることがまだまだあることに気づく。
・うまく関われる環境を整えてあげたい。
・もっと周りに関心をもたせてやりたい。
・関わり方をもっと教えてやりたい。
・つまずいても「大丈夫だよ。」と励ましてやりたい。
・関わったときの楽しさを味わわせてやりたい。
・見本となって人とうまく関わる自分を見せてやりたい。
・「あなたは、人とうまく関われない子だ。」と決めつけないでいよう。
・「あなたは、もっとうまく人と関われる子だ。」と言おう。
 未来に生きる素晴らしい子どもだ。目の前だけを見て決めつけてはもったいない。せっかく伸びようとしている芽を摘み取ってはいないだろうか。素敵な出逢いがたくさんできるように今出逢っている人との関わりの中でいろいろな体験をさせてやりたい。