ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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誰もが自分を生かしたい(4)

2007-08-24 | 育児
「自分らしさはこれかな?」などと思い始めると、その自分らしさを確かな姿にしようと追い求める自分(仮の自分らしさ)が現れてくる。「豚もおだてりゃ、木に登る。」ではないが、その気にさせることがここではとても重要になる。相手に任せたり、頼りにしたりすることで仮の自分らしさが本物へと近づいていく。
ー仮の自分らしさへの働きかけー
 「この仕事は~らしい○さんにお願いしようか。」
 「きっと~らしい○さんならうまくやってくれると思うよ。」
 「~らしい○さん、頼むよ。」
 「~らしい○さんなら、どのように考えるのかな?聞きたいな。」
 何となくその気になってしていると、そのうちに次第に本気になり、それができると周りから
・ありがとう。
・助かったよ。 
・やっぱり~らしい○さんだね。
・任せてよかったね。
の声が上がるようになる。
(仲間関係が希薄の時、見届けをしながらこの声が上がるように支援することが必要となる。)すると、自信が芽生え、仮の自分らしさが本物となり、自分を仲間の中で生かすことができる。
 山本五十六の名言に
「やつてみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」
 その続きには、
「 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず 」
「 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず 」
とある。自分らしさを生かすことは、山本氏の「人を実らすこと」になるのだということが分かった。それにしてもすごい。名言だ。私がまとめた(1)~(4)の内容が簡潔な言葉でまとめられている。