ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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集団を高める

2007-08-27 | 育児
 一人一人を大切にすることは当然であるが、その一人一人が育つ環境としての集団を育てる目を持つことがとても重要である。
<集団を高めるために>
ー集団を高める活動ー
(集団遊び、席替え、集団活動など)
・集団を高めるための活動が学級に位置付いていること
・定期的にその活動を行い、集団の高まりをつかむこと
・子どもたちもしたいと思っている活動であること
ー集団を高める日常的な教師の取り組みー
(班活動、係の活動、遊び、当番活動、交流など)
・集団を使った活動をすること。
・集団の願いや目標を明らかにすること。
・集団の全員が揃う(できる)まで待つこと。
・集団の活動の中での関わり方を観察し評価すること。
・集団への貢献や役割を果たしたことを評価すること。
ー集団への参加を促す日常的な教師の取り組みー
(助け合う、教え合う、協力し合うこと)
・他との関わりを作ること。
・他の子の考えや取り組みなどを見させること。
・支え合うことの大切さに気づかせること。
・支え合った成果を評価すること。 
・他との関わりについて見つめさせること。
※集団を作ると役割分担が必要となることがある。役割を決めてからしか活動を始められないというものではない。
 集まった仲間から、自然発生的に役割が生まれることや仕事を見つけることもある。仲間と協力して取り組もうとする姿勢があれば、役割分担しなくても自ら役を作り出し動き出すことができる。(また、一人でもやってしまおうという活動への強い願いがあれば、そんな姿も見られる。)逆に役割を決めると、その役割しか考えず、全体が見えなくなることもある。教師の働きかけ次第で集団の質が決まる。