2011年8月に天国へ旅立たれてしまった、日本最強のロックヴォーカリスト<ジョー山中さん>。ジョーさんは子供の頃は複雑な環境で育たれ、17歳からはその腕っぷしでプロボクサーとして活躍されたそうです。しかし無理な減量によって体調を崩され、プロボクサー生活は3年でピリオドを打ったそうで。その後ロックヴォーカリストの道を歩み始め、ロックバンド<4.9.1>で活躍されます。そして1970年、内田裕也さんに誘われて伝説のロックバンド<Flower Travellin Band>に参加。アルバム4枚を発表するも、日本ではフォークがブームになり、73年に活動停止。その後はソロで活躍され、さらに後にはレゲエ界でも活躍されます。そして2007年にFTBが再結成され、ニューアルバムが発表され、ライブツアーも行われて、さあこれから・・・というときに・・・ただただ残念でなりません。
ジョーさんは何枚もソロアルバムを発表されていますが、これまでCD化されていなかったソロアルバム3枚が、ジョーさん没後に突然再発されました。70年に発表された1stアルバム「Joe」、77年に発表された2ndアルバム「新しい世界へ」、そして78年に発表されたライブアルバム「武道館ライブ」の3枚です。自分はあえてこのライブアルバムを購入しました。77年に映画「人間の証明」のテーマ曲を歌って大ヒット!このアルバムは78年5月30日に武道館で行われたライブが収録されています。人気絶頂期の3オクターブ以上を誇るジョーさんのハイパフォーマスが楽しめそうです。バックメンバーはFTBの盟友でギター<石間秀樹さん>、キーボード<篠原信彦さん>、ドラマー<ポール・マーケイティさん>、ベース<ピーター・スキャンス>、ピアノ&ギター<デヴィッド・スキャンス>で、その他に曲によってテナーSax<中村哲さん>、トランペット<兼崎順一さん><新田一郎さん>、パーカッション<マック鈴木さん>が参加されています。
アルバム1曲目は「Would Rock Festival Band」。ミドルテンポのヘヴィリフからノリノリモードではじまって、パワフルなヴォーカルがはいって。そしてヴォーカルとギターフィルの掛け合いも。間奏ではテクニカルなギターソロが。終盤では一旦静かになるも徐々に盛り上がって。
2曲目は「New Generation」。ミドルテンポのパワフルなリズムではじまって、一斉に手拍子が。そしてユニゾンリフからハイトーンヴォーカルがはいってギターとユニゾンでメロディを。間奏ではシンセの伸びやかでエモーショナルなソロ、そしてマウスハープソロが。終盤ではキーボードとヴォーカルの掛け合いからギターのエモーショナルなソロが。
3曲目は「Woman(Shadow of Lost Days)」。ミドルテンポのダイナミックなリフからはじまってブルージーに。魂の叫びが響くパワーバラードです。ギターがエモーショナルなメロディをハモって、そしてサビへ。間奏では石間さんのブルージーなギターソロ、キーボードのエモーショナルなソロ、デヴィッドさんのテクニカルなギターソロが。おのおのジョーさんが紹介して。終盤ではハイトーンで歌い上げ、灯人的なスクリーミングも。
4曲目は「(You’re)A Part Of Me」。ミドルテンポでゆったりとしっとりと。レゲエ曲です。パワフルなヴォーカルが伸びやかにながれて。間奏ではリズミカルなキーボードソロ、そしてエモーショナルなギターソロが。終盤では徐々に静かになっていって。
5曲目は「Just One Step」。パワフルなドラムとスペーシーなシンセリフではじまって、カウベルのリズムからギターのブギー調リフがノリノリで。明るくて爽やかな曲です。リズミカルなヴォーカルもかっくいいっす。間奏ではカッティングリフからテクニカルなキーボードソロが。
6曲目は「Endless Way」。ドラムフィルからしっとりとしたヴォーカルがゆったりとメロウにながれて。ほのぼのした感じのバラードソングですね。サビではハイトーンで歌い上げて。間奏ではメロディアスでテクニカルなギターソロが。その後シンセをバックにしっとりとしたヴォーカルがはいって、力強く歌い上げて。そしてギターが伸びやかにエモーショナルなフレーズを奏でるなか、ハイトーンスクリーミングが。圧巻です。
7曲目は「Make Up」。なリフからはじまって、ギターが加わってユニゾンも。そしてアップテンポのドラムがはいってドライブ感たっぷりのノリノリモードになって、ヴァースではミドルテンポとアップテンポが交互に展開して。途中ホーンセクションのパワフルなリフもはいって。間奏まずはエモーショナルなギターソロが。そしてオルガンのテクニカルなソロからヴァースをはさんでアグレッシブなギターソロが。めちゃめちゃかっくいいっす。
8曲目は「人間の証明のテーマ」。ピアノリフからゆったりと力強くはじまって、しっとりとしたヴォーカルが抒情的にながれ、サビでは盛り上がって歌い上げて。間奏では泣きのギターソロが。終盤ではサビでドラマティックに歌い上げて、そしてハイトーンシャウトとギターフィルの掛け合いが。ラストはピアノリフをバックにしっとりと歌って。
9曲目は「To The New World」。シンセサウンドがゆったりと幻想的にながれ、そして様々な音が飛び交ってカオス状態に。その後ミドルテンポのリズムがはいってパワフルでリズミカルなヴォーカルが。サビでは伸びやかに歌って。間奏ではパワフルなSaxソロが。そしてヴォーカルとSaxの掛け合いも。終盤ではパーカッションをバックにパワフルなヴォーカルが。ハイトーンシャウトもキメてダイナミックにFin。
ド迫力のハイトーンシャウトも、メロウでしっとりとしたヴォーカルも、ジョーさんの最高のヴォーカルが堪能できるめっちゃかっくいいライブアルバムです。実際のライブでは何曲演奏されたのかはわかりませんが、9曲ではちょっと物足りないくらいですね。それにしてもなぜ生前にCD化してくれなかったのか、なぜもっと早くCD発売してくれなかったのか、悔やまれます。70年代のライブでは、ステージに妨害しに上がってきた連中を返り討ちにしたとか、武勇伝も数知れず。それほどの最強のヴォーカリストが・・・惜しいです。謹んでご冥福をお祈りいたします。
ジョーさんは何枚もソロアルバムを発表されていますが、これまでCD化されていなかったソロアルバム3枚が、ジョーさん没後に突然再発されました。70年に発表された1stアルバム「Joe」、77年に発表された2ndアルバム「新しい世界へ」、そして78年に発表されたライブアルバム「武道館ライブ」の3枚です。自分はあえてこのライブアルバムを購入しました。77年に映画「人間の証明」のテーマ曲を歌って大ヒット!このアルバムは78年5月30日に武道館で行われたライブが収録されています。人気絶頂期の3オクターブ以上を誇るジョーさんのハイパフォーマスが楽しめそうです。バックメンバーはFTBの盟友でギター<石間秀樹さん>、キーボード<篠原信彦さん>、ドラマー<ポール・マーケイティさん>、ベース<ピーター・スキャンス>、ピアノ&ギター<デヴィッド・スキャンス>で、その他に曲によってテナーSax<中村哲さん>、トランペット<兼崎順一さん><新田一郎さん>、パーカッション<マック鈴木さん>が参加されています。
アルバム1曲目は「Would Rock Festival Band」。ミドルテンポのヘヴィリフからノリノリモードではじまって、パワフルなヴォーカルがはいって。そしてヴォーカルとギターフィルの掛け合いも。間奏ではテクニカルなギターソロが。終盤では一旦静かになるも徐々に盛り上がって。
2曲目は「New Generation」。ミドルテンポのパワフルなリズムではじまって、一斉に手拍子が。そしてユニゾンリフからハイトーンヴォーカルがはいってギターとユニゾンでメロディを。間奏ではシンセの伸びやかでエモーショナルなソロ、そしてマウスハープソロが。終盤ではキーボードとヴォーカルの掛け合いからギターのエモーショナルなソロが。
3曲目は「Woman(Shadow of Lost Days)」。ミドルテンポのダイナミックなリフからはじまってブルージーに。魂の叫びが響くパワーバラードです。ギターがエモーショナルなメロディをハモって、そしてサビへ。間奏では石間さんのブルージーなギターソロ、キーボードのエモーショナルなソロ、デヴィッドさんのテクニカルなギターソロが。おのおのジョーさんが紹介して。終盤ではハイトーンで歌い上げ、灯人的なスクリーミングも。
4曲目は「(You’re)A Part Of Me」。ミドルテンポでゆったりとしっとりと。レゲエ曲です。パワフルなヴォーカルが伸びやかにながれて。間奏ではリズミカルなキーボードソロ、そしてエモーショナルなギターソロが。終盤では徐々に静かになっていって。
5曲目は「Just One Step」。パワフルなドラムとスペーシーなシンセリフではじまって、カウベルのリズムからギターのブギー調リフがノリノリで。明るくて爽やかな曲です。リズミカルなヴォーカルもかっくいいっす。間奏ではカッティングリフからテクニカルなキーボードソロが。
6曲目は「Endless Way」。ドラムフィルからしっとりとしたヴォーカルがゆったりとメロウにながれて。ほのぼのした感じのバラードソングですね。サビではハイトーンで歌い上げて。間奏ではメロディアスでテクニカルなギターソロが。その後シンセをバックにしっとりとしたヴォーカルがはいって、力強く歌い上げて。そしてギターが伸びやかにエモーショナルなフレーズを奏でるなか、ハイトーンスクリーミングが。圧巻です。
7曲目は「Make Up」。なリフからはじまって、ギターが加わってユニゾンも。そしてアップテンポのドラムがはいってドライブ感たっぷりのノリノリモードになって、ヴァースではミドルテンポとアップテンポが交互に展開して。途中ホーンセクションのパワフルなリフもはいって。間奏まずはエモーショナルなギターソロが。そしてオルガンのテクニカルなソロからヴァースをはさんでアグレッシブなギターソロが。めちゃめちゃかっくいいっす。
8曲目は「人間の証明のテーマ」。ピアノリフからゆったりと力強くはじまって、しっとりとしたヴォーカルが抒情的にながれ、サビでは盛り上がって歌い上げて。間奏では泣きのギターソロが。終盤ではサビでドラマティックに歌い上げて、そしてハイトーンシャウトとギターフィルの掛け合いが。ラストはピアノリフをバックにしっとりと歌って。
9曲目は「To The New World」。シンセサウンドがゆったりと幻想的にながれ、そして様々な音が飛び交ってカオス状態に。その後ミドルテンポのリズムがはいってパワフルでリズミカルなヴォーカルが。サビでは伸びやかに歌って。間奏ではパワフルなSaxソロが。そしてヴォーカルとSaxの掛け合いも。終盤ではパーカッションをバックにパワフルなヴォーカルが。ハイトーンシャウトもキメてダイナミックにFin。
ド迫力のハイトーンシャウトも、メロウでしっとりとしたヴォーカルも、ジョーさんの最高のヴォーカルが堪能できるめっちゃかっくいいライブアルバムです。実際のライブでは何曲演奏されたのかはわかりませんが、9曲ではちょっと物足りないくらいですね。それにしてもなぜ生前にCD化してくれなかったのか、なぜもっと早くCD発売してくれなかったのか、悔やまれます。70年代のライブでは、ステージに妨害しに上がってきた連中を返り討ちにしたとか、武勇伝も数知れず。それほどの最強のヴォーカリストが・・・惜しいです。謹んでご冥福をお祈りいたします。
高校時代の「KENSO」もWOMANをコピーしてました。
コメントを書いてくださってありがとうございます。とっても嬉しいです。
FTBが再結成してこれから再び活躍されるというときに・・・残念でなりません。
おぉ!KENSOがWOMANを演っていたんですか!全く知りませんでした。教えてくださってありがとうございます。
このアルバムの「To The New World」で、
Joeさんが「俺の道だ~!」
って、振り絞るように叫んでいたのを憶えています。
忘れないでいたいですね。
コメントを書いてくださってありがとうございます。とても嬉しいです。
おぉ、中学の頃から聴いていらしたんですか!自分はFTBを知ったのは7-8年前でした。もっと早くから知っていたら、と悔やんでおります。
せっかくFTBが復活してこれからというときに・・・残念でなりません。
この「武道館ライブ」は一番若さに溢れていた時期でしたね。
数千人入るホールに、わずか数十人しかお客が入らなかったコンサートも見てきました。
それでも全力投球する姿は常に変わりありませんでした。
大麻騒動で不遇な時代を過ごしたり、本当に波乱万丈の人生でした。御苦労さまでした。
「武道館ライブ」はアナログレコード
(LP)で所持していますが、なにせプレーヤーが無いのでもう30年くらい聴いていませんでした。早速購入します。
大好きなのは「To The New World」です。
コメントを書いてくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいっす!
おぉ!高さんは何度もライブを観にいかれたのですか。私はジョーさんのことを知るのが遅すぎたようです。初めて見たのは数年前のFTB再結成ライブでしたから。その後もまたいつでも見れると思っていたもので・・・悔やまれます。
Amazonに注文していたCDがようやく届きました。
LPとCD、大きさは当然違いますが、ジャケットもレーベルも全く同じく作られているんですネ。
30年ぶりにジョーに出会えた気分です。
全盛時の声量、声の伸び、3オクターブ半と言われた声域を久しぶりに堪能しました。本当に凄いロックシンガーだったのですね。
実力と人気は比例しないのは「世の常」とはいえ、もっと活躍の場があったと思うと残念です。
最近はボランティアにも精を出して、人間的にとても尊敬していました。
60代半ばでもとても格好よかったです。
私が大好きな「To The New World」は一時
「角川書店」のコマーシャルの挿入歌として使用されていました。映画館で「ウォ~ゥ・ウォゥ~」と迫力あるサウンドをよく聞いたものです。
思い出は尽きませんが、只一つ残念なのは、今の処CDを聴ける環境はパソコンとカーステレオしかないことです。
やはりジョーの歌声は迫力あるライブに限ります。
おぉ!高さんもこのCDを購入されたのですね。このレーベルはあまり再プレスを期待できないもので心配しておりましたが、手に入れられたようで安心しました。
CDとはいえ全盛期のジョーさんの熱唱を聴けるのは本当に嬉しいですよね。このアルバムがどうしてもっと早く、せめて生前にCD化されなかったかと悔やまれます。私もこのCDを聴いてあらためてその凄みに驚嘆しました。もう2度と生で聴けないのが残念でなりません。
今日は、一年前ジョーが天国へ旅立った日ですね。
仕事をしながらふと思い出してしまいます。
週に一度はブログを拝見しています。書き込みが少ないので、ジョーの大ファンを自認する一人としてとても残念です。
ブログの冒頭にCDの詳細が書かれてあり、
とてもきめ細やかに想いを綴ってあるのに敬服します。
ご存知かも知れませんが、その中に一つだけ加えさせてください。
ジョーがボクサーの頃、メキシコにジョー・メデルという著名なボクサーがいました。
来日しての試合が多く、偶然ジムで練習するジョーの素質を見抜き、ジムの中でも将来をかなり嘱望されていたようです。
偶然にも同名だったのも何かの因縁でしょうか。
コメントを書いてくださってありがとうございます。
日本最強のヴォーカリスト、ジョーさんが天国へ旅立ってしまってから1年が過ぎたのですね。
なにぶん人気のないサイトなものでコメントが少なくてすみません。どこかのコミュニティとかファンの方々が大勢集まっているところが見つかるといいですね。
ジョーさんのボクサーの頃の話、全く知りませんでした。教えてくださってありがとうございます。