ひよりの音楽自己満足

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PYRAMID 2

2008-08-24 07:07:51 | フュージョン
 順調に活動を続けた<PYRAMID>。ライブもSoldout状態だったそうです。(ちなみにライブではベーシストの鳥越啓介さんがサポートメンバーとして演奏されたそうです。) 1年後の2006年6月に早くも2ndアルバムを発表します。シックなコーディネートのお3方がバラバラな目線でおさまったシブいジャケットの「以心伝心/TELEPATH」です。今回はアルバム全12曲中5曲がカヴァー曲で、7曲がメンバーのオリジナル曲です。そして2曲でヴォーカリストの<ケニヤ・ハザウェイさん>が歌ってます。
 1曲目は「La Naissance」。幻想的なキーボードサウンドからはじまるミドルテンポの落ち着いた感じの曲。都会的なクールな印象ですね。深い味わいのギターソロ、そしておしゃれなピアノソロが楽しめ、ラストにはギターのバックでちょっぴりドラムソロも。
 2曲目は「Tornado」。妖しいオリエンタルムードからはじまって、アップテンポでちょっと歪んだハードめのギターが。ドラムもパワフルです。躍動感のあるピアノソロ、そしてハードなサウンドのギターソロが聴けます。そのあとには華麗なピアノソロが。
 3曲目は「Happy Ever After」。ジュリア・フォーダムさんの曲です。電子音のリズムから始まり、アコースティックギターのメロディとブラシドラムが。そしてハスキー気味の色っぽい女性ヴォーカルがはいります。ちょっぴりボサノバっぽいかな。いいムードですねぇ。間奏のピアノソロはとってもロマンティック。
 4曲目は「Breathless Night」。シンセのシークエンスからリズミカルに始まるアップテンポのダンサブルな曲です。まずはギターが甘いトーンでメロディを。中盤では華麗なピアノソロが、そしてテクニカルなギターソロへ。ラストにはピアノソロと女性のスキャットがかすかに。
 5曲目は「Flamingo」。透明感のあるキーボードサウンドがアップテンポの軽快なリズムではじまります。そしてギターとピアノのとってもおしゃれで爽やかなフレーズが響きます。中盤からはピアノソロ、そしてメインフレーズのあとに、軽やかでスピーディなギターソロが。
 6曲目は「Four」。JAZZトランペットの巨匠マイルス・デイビス氏の曲です。トランペットっぽい音からはじまりミドルテンポのビートにのってキーボードのメロディが。落ち着いた感じの曲ですね。中盤にはミドルトーンのギターソロが。ラストに再びトランペットの音色が。
 7曲目は「Westchester Lady」。ボブ・ジェームスさんの曲です。アップテンポのビートの効いたダンサブルな曲。中盤ではギターソロのあと、ちょこっとドラムソロも。終盤にはキーボードソロも。
 8曲目は「Street Life」。クルセイダースの曲です。壮大なシンセサウンドからはじまり、素敵な女性ヴォーカルが。そしてアップテンポのビートがスタートしてリズミカルになり、そのビートにのってポップなヴォーカルが。間奏はキーボードソロ、そしてギターソロと続きます。
 9曲目は「Goblem」。シンセのシークエンスとキーボードからリズミカルにはじまって、ドラムもはいってアップテンポのビートの効いた爽やかなで楽しいテクノ調に。中盤には綺麗なピアノソロ、終盤にはハードなギターソロも。
 10曲目は「U & Moon in Pink」。アップテンポのシンセのリフからはじまり、ロマンティックなピアノのフレーズが。そしてピアノとギターの掛け合いのような感じで進行していって。なにかほのぼのするような優しいメロディの曲ですね。美しいピアノソロ、そして軽やかなギターソロと続いて。めっちゃドラマティックです。
 11曲目は「Taola」。ドラムからはじまるゆったりとしたテンポの落ち着いた雰囲気の曲。まずはピアノがメロディを。そして中盤ではアコースティックギターのソロ、そして哀愁ただようピアノソロが。
 12曲目は「Rise」。トランペット奏者ハーブ・アルパートさんの名曲ですね。モノラルの電子音とピアノからはじまり、アップテンポでスタート。トランペットのメロディはピアノが。とってもロマンティックでおしゃれですねぇ。中盤ではピアノソロ・アコースティックギターソロと続きます。
 前作とは変ってすごく深みの感じられるサウンドで、しかも洗練されたアダルティな雰囲気。楽曲群もバラエティに富んでいて聴き応えあります。

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