ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

11.11.26 Yuka & Chronoship

2011-11-29 06:26:09 | ライブレポ プログレ2008-2011
◇ 2011.11.26 吉祥寺Silver Elephant
 シンガーソングライターであり、キーボーディストの<船越由佳さん>率いるインストロックバンド<YUKA & CHRONOSHIP>。メンバーはキーボード&ヴォーカルの“YUKA”こと<船越由佳さん>、ベース<田口俊さん>、ドラムス<田中一光さん>、ギター<宮澤崇さん>の4人編成で、メンバー全員がプロとして音楽界で活躍されている凄腕集団です。自分はこの6月に初めてフルライブを観て、すっかりハマっています。今年、フルサイズのプレスCDアルバム「WATER REINCARNATION(水の輪廻)」が6月にフランスのムゼアレーベルから発売され、日本でも9月に発売。それからバンドは活発にライブ活動をされるようで、9月にライブを観たあともまた観に行きたいなって思っていました。10月には下北沢でライブがありましたが、この日はスケジュールが合わず断念。で11/26にシルエレでライブとのことで速攻予約して楽しみにしていました。

 さて当日。休日なので開場に間に合うように家を出て、ギリギリに到着してフロアーへ。余裕で席をGETして開演を待ちます。ステージは向かって左に小さいキーボードが1台と黒のリッケンバッカーベースが。中央後方は3タム1バスのドラムセット、右に紺のストラト、そして中央フロントにキーボードセットが。開演近くなるともう超満員。凄い人気ですね。階段まで立ち見のお客さんが。関係者の方々かもしれませんけど。

 開演予定時間の18時を過ぎた頃、客席の照明が暗くなって、メンバーの皆さんがステージに登場し、拍手で迎えられます。Yukaさん今日は紺にラメいっぱいのTシャツにジーンズというスタイルです。バンドメンバーの皆さんも紺や黒系のシャツにジーンズという合わせた衣装で。
 そしてはじまった1曲目は「KIRIBATI」。ギターの軽快なカッティングリフからはじまって、ミドルテンポのパワフルなリズムからピアノの綺麗なリフがゆったりとながれ、そしてYukaさんの伸びやかなスキャットが幻想的にながれて。バックではテクニカルなベースラインも。その後一旦止まってピアノリフとスキャットが伸びやかに幻想的にながれて、そしてパワフルなリズムとギターリフがはいって盛り上がって。中盤では一旦止まってピアノリフがしっとりとながれ、そしてシンセサウンドがはいってシンバルロールからミドルテンポでダイナミックなバンドリフが雄大にながれて。パワフルなリズムにのってスキャットがながれ、リズミカルなピアノリフとヘヴィなギターリフがはいってアップテンポで盛り上がってアグレッシブなギターソロが。ラストはギターとキーボードのテクニカルなユニゾンから叩きまくり弾きまくりでFin。

 「ありがとうございます」ってYukaさん。「皆さん、こんばんは!」って。すると客席から「こんばんは!」って返事が。あらためて「Yuka&Chronoshipです」って拍手です。前回のライブでは発売されたばかりのアルバムの曲中心のセットリストでしたが、今回は早くも次のアルバムに収録予定の曲を中心に演ってくれるとのことでお客さんも「おぉ!」ってどよめきと大拍手です。

 次はレイ・ブラ○ドベリ氏のSF小説からインスピレーションを得て作曲されたという「アールイズフォー・ロケット組曲」っておっしゃったかな?
 2曲目は「カッティング・グラフィティ/重力離脱」。♪ダダダン!ってエレドラのパワフルな音が響き、メロトロン風の伸びやかで荘厳なサウンドがながれ、そしてベースのミドルテンポのリズミカルなリフからギターとキーボードがユニゾンでリフを。そしてダンサブルなノリノリリズムにのってピアノとギターがリズミカルなリフを。中盤ではメロトロン風のサウンドがゆったりと伸びやかにながれ、そしてパワフルなドラムがはいって、ミドルテンポのシャッフルリズムにのってギターとキーボードのユニゾンリフが。その後ギターのアルペリフがゆったりとながれ、シンセのベースラインとメロトロン風サウンドが響き、ミドルテンポでダイナミックなリフがはいって雄大な感じになり、エモーショナルなギターソロから盛り上がって。ラストはエレドラサウンドとシンセの伸びやかなサウンドが響き、しっとりとFin。

 続いて3曲目は「Beyond The Fence」。しっとりとしたピアノからゆったりとはじまってYukaさんがミラーボールが回るなか、幻想的なスキャットを浮遊感たっぷりに。ドラムがシンバルロールで盛り上げ、田口さんがキーボードでベースラインを奏でて、Yukaさんが歌い上げて盛り上がって。中盤からはボレロリズムのスネアロールがはいって、パワフルなドラムとともに力強いスキャットから歌い上げて盛り上がって。終盤では静かになってしっとりとしたピアノリフとスキャットがながれ、そしてベースラインをギターとユニゾンで。

 続いて組曲最後4曲目は「Skygazer」。ミドルテンポの和太鼓のようなパワフルなタムドラムがはいってギターとピアノが明るく爽やかな感じのリズミカルなリフを。ステージはとっても明るく照らされて。そしてピアノが爽やかなリフを奏で、力強く伸びやかな綺麗なスキャットがながれて。笑顔で歌うYukaさん、めっちゃ素敵!中盤ではYUKAさん、キーボードを弾きながらリズミカルなベースリフをバックに小さいマラカスを鳴らして。終盤は力強いリズムをバックに綺麗なピアノリフと爽やかなスキャットで盛り上がって。ラストにはYUKAさん、“キラキラ星”のようなメルヘンチックなメロディを弾いて、ラストはドラムとタイミングを合わせてFin。

 「ありがとうございます」ってYukaさん。次回のアルバムは組曲3つの構成になる予定だそうで。次は本邦初公開の新曲です。「ダイナザウルス組曲」っておっしゃったかな?その名の通りで“恐竜”がテーマのようです。「複雑でなかなか手ごわい」「会場に恐竜がいるんじゃないかという気配を感じながら」「一緒に楽しんでいただけたら」ってYukaさん。いま緊張で手に汗かいてるって。
 5曲目はメドレーで「タマゴが先か、恐竜が先か~ダンス・ウィズ・ダイナザウルス」。オルガンサウンドのミステリアスなリフからはじまって、ギターとベースも加わってユニゾンで。そしてミドルテンポのパワフルなドラムがはいって変拍子ブレイクリフをキメて。その後ベースとオルガンのユニゾンリフをバックにギターが幻想的なサウンドを響かせて。中盤ではギターのダークでエモーショナルなソロから、ベースのぶっといダークなリフ、キーボードとギターのブレイクリフからベーステクニカルなソロが。そしてステージがレッドライトに包まれ、ピアノのパワフルなリフからギターが恐竜の咆哮のようなダイナミックなサウンドを響かせ、エモーショナルで伸びやかなフレーズを奏でて。終盤ではハイハットのアップテンポのリズムにのってピアノのダークなリフからギターとベースのユニゾンフレーズが。そしてギターがアームで唸らせてアグレッシブなサウンドを響かせて盛り上がっていって、ラストはテクニカルなユニゾンリフをキメて。めっちゃプログレしてますね。

 「ありがとうございます」ってYukaさん。「恐竜が見えましたか?」って。残すはあと2曲ということで、ここで次回のライブインフォと物販の宣伝を。次は12/23に沼袋、1/29にシルエレだそうです。「ぜひぜひお越しいただけたら嬉しいです」って。

 「今日は本当にありがとうございました」ってYukaさん、大拍手です。6曲目は「Water Reincarnation」。シンセサウンドが荘厳に響き、ハイハットのリズムがはいってピアノの力強いリフがながれて。そしてキーボードのベースラインをバックにギターの哀愁ただようフレーズがゆったりとながれて。その後ステージが明るく照らされて、パワフルなドラムとベースのミドルテンポのリズムにのってキーボードがほのぼのとした感じのフレーズを奏でて。そしてピアノリフをバックにYukaさんのヴォーカルがゆったりとながれ、田口さんもコーラスをいれて。中盤ではミドルテンポのエレドラサウンドから力強いピアノリフが。そしてアップテンポになってギターのヘヴィなリフがはいって盛り上がってそのままギターのテクニカルなソロへ。終盤ではダイナミックなリフでパワフルに盛り上がって、ラストはハイハットのリズムにのってピアノリフとシンセベースサウンドがながれ、ギターがエモーショナルなフレーズを伸びやかに奏でて。

 オーラス7曲目は「Hector (the huge thunderstorm complex)」。ギターのカッティングリフからゆったりとはじまって、雷鳴が轟き、ストロボライトが点滅して。そして綺麗なピアノリフがはいって、ミドルテンポのパワフルなドラムからYukaさんの爽やかでリズミカルなスキャットが。そして伸びやかなスキャットからダイナミックなリフがはいって、パワフルなピアノリフとリズミカルなスキャトが。中盤ではシンセの伸びやかなフレーズからピアノの力強いリフ、ギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。タッピングも交えてドラマティックに展開して、ダイナミックなリフがゆったりと雄大にながれて。終盤では一旦止まったあと、ギターのカッティングリフから雷鳴が轟き、ライトが点滅しyて、綺麗なピアノリフがゆったりとながれて♪ジャーン!って盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」「ギター、宮澤崇です!シンセ・ベース、田口俊です!ドラムス、田中一光です!」大拍手です。「そして、船越由佳でした」ってYukaさん敬礼ポーズで。もちろん大拍手です。メンバーの皆さんはお辞儀をしてこれでライブ終了です。時計を見ると18時55分。50分ちょいのライブでした。
 いつも以上にエネルギッシュでパワフルで凄い迫力のダイナミックなライブでした。しかもめっちゃドラマティックだし。今日初演の新曲は変拍子たっぷりの超プログレで複雑な構成は聴き応えあります。それにしてもやはりプロの演奏は素晴らしい!特にドラマーのタイトかつパワフルなドラミングに超感動!Yukaさんの優しく美しく、しかも力強いヴォーカルもほんと素敵でした。もちろんキーボードもベースもギターも。次回12月はちと難しいですが、1月のライブは観に行きたいっす。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。