![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/5a/542e9105c053bf0a66a5de82b0a2b22e.jpg)
日本屈指のキーボーディストであり、コンポーザーでもあり、またSF作家でもある巨匠<難波弘之さん>。難波さんのアルバムをあれこれ探しているときに、とあるプログレ系サイトで絶賛されていたこのアルバムの存在を知りました。ところが既に廃盤で某オクでも滅多に出品されず、またあっても高値で手を出しづらい状況だったものでほとんどあきらめていました。ところが先日某CD店の中古コーナーでこのアルバムを偶然発見!お値段も定価の1.5倍くらいだったもので、即購入。やっと手に入ってめっちゃ嬉しかったっす。
1984年に発表された平井和正さん原作のSF小説「真幻魔大戦」のイメージアルバム。参加メンバーは当時の<Sence of Wonder>のメンバーであるドラマー<そうる透さん>、ベース&ヴォーカル他の<小室和之さん>、そしてVOWWOW加入前の<厚見麗さん>です。このCDは2000年に発売されたものです。
アルバム1曲目は「BIG PROLOGUE」。鮮烈なシンセサウンドが響く盛大なファンファーレからパワフルにダイナミックにはじまります。その後アップテンポながらしっとりとしたピアノリフがながれ、そこにフルートのような音色が幻想的にながれ、そしてパワフルなドラムが入ってシンセサウンドと共に盛り上がって。終盤ではパワフルかつドラマティックなサウンドがながれ、そして再びダイナミックなファンファーレが。
2曲目は「サイボーグ戦士ベガ(Flight#39)」。アップテンポのノリノリビードにのって明るく楽しいキーボードリフが。そしてミドルテンポの変拍子になってオルガンリフにのってパーカッションのような音色の複雑なリフがながれて。その後壮大なメロディがながれて、アップテンポになってポップで明るく楽しい曲調に。中盤ではリズムがとまってピアノの美しいリフがゆったりとながれ、そこにしっとりとしたヴォーカルがはいって徐々に盛り上がっていきます。終盤には煌びやかでテクニカルなシンセソロが。そしてラストは劇的にFin。
3曲目は「SADISTIC PSYCHIC TIGER」。ヘヴィなギターのようなサウンドのリフからミドルテンポのハードロック調ではじまってパワフルなドラムをバックに力強いヴォーカルがはいって。ズンズン響くベースもかっくいいっす。中盤ではアグレッシブなギター風キーボードソロが。
4曲目は「MOONLIGHT SERENADE」。美しいピアノのリフレインがゆったりとながれ、そこに幻想的なシンセサウンドがはいって荘厳な感じに。心休まる穏やかな曲です。
5曲目は「SUPER BAROQUE PRINCESS」。リズミカルなバロック調のピアノとシンセのテクニカルなリフレインがながれて。煌びやかなサウンドとファゴットのようなサウンドのテクニカルなフレーズが交互にながれ、中盤からはヘヴィなギターのようなサウンドや、リズムも加わって盛り上がって。ガボット風のクラシック風の曲ですね。テクニカルでスリリングで聴き応えありますね。
6曲目は「太陽の戦士」。アップテンポのテクニカルなシンセリフからはじまって、パワフルなドラムがはいってダイナミックなリフが。そしてミドルテンポの力強いリズムがはいってドラマティックに壮大なスケールで展開していきます。終盤ではパワフルなパーカッションが加わって叩きまくって盛り上げます。ラストは徐々にフェードインしていって、静かに荘厳なコーラスがながれて。
7曲目は「ベアトリスの釵(かんざし)」。リズミカルでパワフルなリフからはじまって、ミドルテンポで綺麗なピアノリフが明るく爽やかにながれるも、変拍子のパワフルなリフが。そして力強いヴォーカルがはいって爽やかにドラマティックに展開して。
8曲目は「BIG INTERLUDE」。ストリングスサウンドの重厚なリフからミドルテンポではじまって、パワフルなドラムがはいって、ピアノやオルガンのリフがゆったりとながれ、ブラスサウンドも加わって、そしてダイナミックな変拍子リフも。その後テクニカルなオルガンリフやパワフルなブラスサウンドのリフからドラマティックなフレーズが壮大にながれて。終盤ではピアノリフから幻想的なシンセサウンドがながれ、そして爆発音が響き渡って。
壮大なファンファーレからはじまって、ポップ調の曲やハードロック調の曲、そしてクラシック曲やドラマティックな曲の数々を、プログレのエッセンスをたっぷりと含ませて聴かせてくれる素晴らしいアルバムですね。サントラという面もありながらも、テクニカルかつドラマティックなプログレアルバムでもあって、聴き応えありますね。ぜひとも再発してほしいものです。
1984年に発表された平井和正さん原作のSF小説「真幻魔大戦」のイメージアルバム。参加メンバーは当時の<Sence of Wonder>のメンバーであるドラマー<そうる透さん>、ベース&ヴォーカル他の<小室和之さん>、そしてVOWWOW加入前の<厚見麗さん>です。このCDは2000年に発売されたものです。
アルバム1曲目は「BIG PROLOGUE」。鮮烈なシンセサウンドが響く盛大なファンファーレからパワフルにダイナミックにはじまります。その後アップテンポながらしっとりとしたピアノリフがながれ、そこにフルートのような音色が幻想的にながれ、そしてパワフルなドラムが入ってシンセサウンドと共に盛り上がって。終盤ではパワフルかつドラマティックなサウンドがながれ、そして再びダイナミックなファンファーレが。
2曲目は「サイボーグ戦士ベガ(Flight#39)」。アップテンポのノリノリビードにのって明るく楽しいキーボードリフが。そしてミドルテンポの変拍子になってオルガンリフにのってパーカッションのような音色の複雑なリフがながれて。その後壮大なメロディがながれて、アップテンポになってポップで明るく楽しい曲調に。中盤ではリズムがとまってピアノの美しいリフがゆったりとながれ、そこにしっとりとしたヴォーカルがはいって徐々に盛り上がっていきます。終盤には煌びやかでテクニカルなシンセソロが。そしてラストは劇的にFin。
3曲目は「SADISTIC PSYCHIC TIGER」。ヘヴィなギターのようなサウンドのリフからミドルテンポのハードロック調ではじまってパワフルなドラムをバックに力強いヴォーカルがはいって。ズンズン響くベースもかっくいいっす。中盤ではアグレッシブなギター風キーボードソロが。
4曲目は「MOONLIGHT SERENADE」。美しいピアノのリフレインがゆったりとながれ、そこに幻想的なシンセサウンドがはいって荘厳な感じに。心休まる穏やかな曲です。
5曲目は「SUPER BAROQUE PRINCESS」。リズミカルなバロック調のピアノとシンセのテクニカルなリフレインがながれて。煌びやかなサウンドとファゴットのようなサウンドのテクニカルなフレーズが交互にながれ、中盤からはヘヴィなギターのようなサウンドや、リズムも加わって盛り上がって。ガボット風のクラシック風の曲ですね。テクニカルでスリリングで聴き応えありますね。
6曲目は「太陽の戦士」。アップテンポのテクニカルなシンセリフからはじまって、パワフルなドラムがはいってダイナミックなリフが。そしてミドルテンポの力強いリズムがはいってドラマティックに壮大なスケールで展開していきます。終盤ではパワフルなパーカッションが加わって叩きまくって盛り上げます。ラストは徐々にフェードインしていって、静かに荘厳なコーラスがながれて。
7曲目は「ベアトリスの釵(かんざし)」。リズミカルでパワフルなリフからはじまって、ミドルテンポで綺麗なピアノリフが明るく爽やかにながれるも、変拍子のパワフルなリフが。そして力強いヴォーカルがはいって爽やかにドラマティックに展開して。
8曲目は「BIG INTERLUDE」。ストリングスサウンドの重厚なリフからミドルテンポではじまって、パワフルなドラムがはいって、ピアノやオルガンのリフがゆったりとながれ、ブラスサウンドも加わって、そしてダイナミックな変拍子リフも。その後テクニカルなオルガンリフやパワフルなブラスサウンドのリフからドラマティックなフレーズが壮大にながれて。終盤ではピアノリフから幻想的なシンセサウンドがながれ、そして爆発音が響き渡って。
壮大なファンファーレからはじまって、ポップ調の曲やハードロック調の曲、そしてクラシック曲やドラマティックな曲の数々を、プログレのエッセンスをたっぷりと含ませて聴かせてくれる素晴らしいアルバムですね。サントラという面もありながらも、テクニカルかつドラマティックなプログレアルバムでもあって、聴き応えありますね。ぜひとも再発してほしいものです。
懐かしいアルバムに出会い嬉しくて読者登録してしまいました。よろしければ、ブログをゆっくり読ませていただけませんか?
私は文庫本の「幻魔大戦」から入って、真幻魔大戦の途中までしか読んでいませんが、このイメージアルバムは買いました。お気に入りは「ムーンライトセレナーデ」です。
おっしゃるとおり、心休まる穏やかな音楽ですね~
コメントを書いてくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいっす!
このレビューを書いたのはもう7年も前なので、ほとんど覚えておりませんが、素晴らしいアルバムであることはすぐに思い起こせます。たしか数年前に再発されたような?
読者登録、ありがとうございます。このところずっと仕事が忙しくてほとんど更新できていませんが、お暇なときでも見ていただけたら嬉しいです。宜しくお願いいたします。
ピアノの森でマリアが弾いてたんで検索してたら思い出したよ。