ひよりの音楽自己満足

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川口貴さんKT vol.a Ding-dong

2015-10-04 19:53:36 | Outer Limits
 老舗プログレバンド<Outer Limits>のヴァイオリニストで、日本フィルのヴァイオリン奏者である<川口貴さん>。川口さんは2002年にソロユニット<KT>をスタートさせ、これまでに3枚のミニアルバムを発表されていますが、先日2007年に発表された2枚目のミニアルバム「Vol.a Ding-dong」が手に入ったもので紹介させていただこうかと。3曲収録のミニアルバムで、オレンジ基調のとっても綺麗なジャケットで、美しいメロディを想像してしまいます。
 1曲目は「Overture」。鐘のような、大きな柱時計の時報のような音が響き、アコギ風のアルペジオリフがゆったりとながれ、ミドルテンポのリズムがはいって、ベースラインがゆったりと響き、キーボードのリズミカルなリフがはいって、パワフルなドラムとともに盛り上がって。そしてシンセがうねるなか、ヴァイオリンがゆったりとのびやかに奏で、そこからテクニカルなソロを。その後シンセとユニゾンでのびやかに奏で、叩きまくりドラムがはいって盛り上がり、ヴァイオリンがのびやかにドラマティックに奏でて。
 2曲目は「op.28」。シンセのパワフルなリフがリズミカルにスリリングに。戦闘モノのゲーム音楽のように攻撃的でかっくいいっす。そしてミドルテンポのパワフルなリフからシンセがのびやかに壮大に響いて。その後、静かになってシンセサウンドがゆったりと幻想的に響き、ヴァイオリンがのびやかに幽玄に奏で、パワフルなドラムからダイナミックにスリリングに。中盤ではヴァイオリンとシンセのテクニカルなフィルが交互に。そこからヴァイオリンのテクニカルな弾きまくりソロが。終盤では再びダイナミックでスリリングな攻撃的リフから静かになって幻想的になり、ヴァイオリンがのびやかに奏で、ラストはダイナミックでスリリングなリフが。
 3曲目は「op.34」。ピアノの音色がゆったりとしっとりと響き、コーラスサウンドが荘厳に幻想的にながれ、シンセの重厚なストリングスサウンドがのびやかに壮大に響いて。そしてシンセのアップテンポのリズミカルなリフがはいって、そこにヴァイオリンが加わってユニゾンでリズミカルにスリリングに。そこからヴァイオリンのテクニカルなソロへ。中盤ではベースのグルーヴィなリフからキーボードのリズミカルなリフがはいって、ブレイクからヴァイオリンのリズミカルなリフがスリリングに展開するも、だんだんゆっくりと。終盤ではシンセサウンドがゆったりと幻想的に響き、重厚なストリングスサウンドがゆったりと壮大に。そしてリズミカルなリフが入るも、徐々にゆったりとゆっくりと。ラストは柱時計の鐘の音が響いて。10分強の大曲です。
 たった3曲ながらも大きなスケールでドラマティックで聴き応えがあり、弾きまくりのヴァイオリンソロも楽しめる、とっても素敵なミニアルバムですね。

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