ひよりの音楽自己満足

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12.9.24 鬼怒無月さん・岩川光さん・佐藤芳明さん・岡部洋一さん

2012-09-27 23:17:14 | ライブレポ Jazz/Fusion
◇ 2012.9.24 横浜野毛DOLPHY
そろそろまた凄腕ギタリスト<鬼怒無月さん>のライブを観にいきたいなぁ~って思って、仕事もちとヒマになってきたので、あちこちのハコのスケジュール表を見ていたら、24日に野毛のJAZZスポットでライブがあるみたいで。しかも共演がアコーディオンの<佐藤芳明さん>と、パーカッションの<岡部洋一さん>、さらにケーナ奏者の<岩川光さん>と書かれていたので、これはぜひとも観てみたいと。それにケーナ奏者の参加するライブはいままで観たことがないもので、どんなサウンドでどんなアンサンブルを聴かせてくれるのか、楽しみにしていました。

 さて当日。仕事を終えての野毛へ向かって。あいにくの雨ですが、そんなことは関係なくお店へGoです。で、お店についてドリンクをオーダーして開演を待ちます。ステージは向かって左に数種類のケーナが。その隣にガットギターとセミアコギターが用意され、ステージ右にはジャンベやハイハット・シンバル・ウインドベル等のパーカッションセットが配置され、そうやらその前がアコーディオンのようです。

19時44分頃、メンバーの皆さんがステージに登場して拍手で迎えられます。「大変お待たせいたしました」って鬼怒さん。メンバー紹介です「アコーディオン、佐藤芳明!」「ケーナ、岩川光!」「パーカッション、岡部洋一!」「ギター、鬼怒無月でお送りします」っておのおのに大きな拍手が。「いろいろな曲を持ち寄ってお送りします」って。

 1曲目はERAの「Three Colors of The Sky」。木鈴の音が鳴るなか、ケーナとガットギターがしっとりとゆったりと、アコーディオンがボディを叩いてリズムを。そしてギターリフが徐々に力強くなって、瑞々しく美しく爽やかなリフを奏で、リズミカルなバンドリフが。その後ケーナとギターがユニゾンでリフを奏で、アコーディオンのパワフルなソロへ。それが盛り上がっていってダイナミックなリフへ。中盤では静かになってギターのハーモニクスリフをバックにケーナのテクニカルで爽やかなソロが。それがパワフルなパーカッションとともに盛り上がっていって。終盤ではケーナとギターがユニゾンで爽やかなリフを奏で、パワフルなブレイクリフからゆったりとFin。

 続いて2曲目。アコーディオンとケーナが小鳥のさえずりのような効果音を発して、岩川さんはケータを2本同時に吹いて、アコーディオンとフリーインプロを。その後、ケーナがリズミカルなリフを吹き、セミアコギターがフィルを入れて、ケーナ2本吹きのテクニカルなリフが。そしてパーカッションのリズムとともにアップテンポの楽しいバンドリフがはいってめっちゃ楽しいノリノリモードに。中盤ではアコーディオンのリフをバックにテクニカルなギターソロが。続いてギターリフをバックにアコーディオンのパワフルでテクニカルなソロが。それがパワフルなリズムとともに盛り上がっていって、ケーナのテクニカルなソロへ。終盤ではアコーディオンとケーナが楽しいリズミカルなリフを。ケーナがヴァイヴレーションをかけると、佐藤さんがアコーディオンのボディを揺らしてビブラートをかけて対抗して。ラストはユニゾンリフで盛り上がってFin。

 「次は岩川君をフィーチャーして」って鬼怒さん。MCではジスモンチのお話で盛り上がりました。

 3曲目。岡部さんが弓のような民族楽器を持って弦をビヨンビヨンとリズミカルに鳴らして。楽器名がわかわないっす。そしてアコーディオンがしっとりと静かに奏で、ケーナが郷愁ただようメロディを響かせて、アコーディオンのエモーショナルなソロへ。それが徐々に盛り上がってパワフルにテクニカルに。続いてケーナのソロへ。ゆったりと静かにはじまって、徐々に盛り上がっていって。終盤ではギターのしっとりとメロウなソロが。ラストはギターとケーナがユニゾンでしっとりとメロディを奏でて。

 次は佐藤さんの曲だそうで、ここで佐藤さんが物販CDの宣伝を。次の曲は4拍子なのに4拍子に聞こえないそうで。「佐藤芳明、渾身の1曲」って鬼怒さん。
 4曲目は「ハレの日」。アコーディオンのアップテンポの跳ねるような楽しいリフではじまって、ケーナとギターが加わってユニゾンで楽しく。パーカッションが躍動感たっぷりにサンバのようなリズムをパワフルに叩いて、パレードのように盛り上がって。その後テクニカルなユニゾンリフやケーナのロングトーンからギターのリズミカルで爽やかなソロが。そして一旦止まったあと、アコーディオンがリズミカルなリフを鳴らし、ギターが入ってテクニカルなユニゾンリフを。そしてパワフルなパーカッションとケーナがはいってオールユニゾンで明るく楽しくめっちゃ盛り上がってFin。

 「アコーディオン、佐藤芳明!」って鬼怒さん。大拍手です。「この曲、佐藤くんの曲の中で1番好き」「名曲、ボクの中で1-2を争う」って褒めまくる鬼怒さんです。

 ここで岩川さんが次の曲の説明を。
 5曲目「ソリプス」っておっしゃったかな?それまで座って弾いていた鬼怒さんが立ってスリリングなリフを弾いて、ケーナとアコーディオンも加わって、パワフルなブレイクリフもキメてダイナミックにスリリングにアップテンポのリフを。それが一旦止まってアコーディオンとギターがゆったりとほのぼのした感じのメロディを奏で、続いてケーナがゆったりと奏でて、ギターとアコーディオンがフィルを入れて中盤ではスカビートのようなハイテンポのリズムがはいってケーナがテクニカルなリフを、ギターとアコーディオンが楽しくリフを弾き、そしてお互いに超テクニカルな早弾きソロを。終盤では一旦止まったあと、アコーディオンがゆったりとしっとりと奏で、ケーナが効果音をいれて、アコーディオンのエモーショナルなソロへ。ラストは再びハイテンポでスリリングなリフをダイナミックに。

 曲が終わると大拍手!「ケーナ、岩川光!アコーディオン、佐藤芳明!パーカッション、岡部洋一!ギター、鬼怒無月でした!」って大拍手!「しばらく休憩します」って、ここで前半終了です。時計を見ると20時半。45分間の前半でした。

 20時50分ころ、メンバーの皆さんがステージに登場して「おまたせしました。2部を始めたいと思います」って鬼怒さん。ここでメンバー紹介を。
 後半最初となる6曲目は「Heaven’s Egg」。「アコーディオンをフィーチャーして」って鬼怒さん。「いやいや、違うと思います」って佐藤さん、爆笑!まずはギターがヴォリュームペダルとディレイを駆使して浮遊感たっぷりに幻想的に奏でて。そしてギターがミドルテンポながら跳ねるようなリズムでリフを弾き、サンポーニャがゆったりと奏で、ギターが力強くメロディを奏でて。中盤ではサンポーニャのアグレッシブなソロ、アコーディオンのパワフルなソロが、パーカッションの力強いリズムをバックに展開されて盛り上がって。その後一旦止まってギターのリズミカルなリフが静かに綺麗にながれ、サンポーニャがしっとりと奏で、チャイムの音色が綺麗に響いて。それが徐々に盛り上がっていってギターがメロウなフレーズを力強く奏で、アコーディオンのパワフルなリフにのってテクニカルなギターソロが。ラストはダイナミックなバンドリフでFin。

 「いい曲ですね」って佐藤さん。「おかげさまで」って鬼怒さん、爆笑!「アコーディオン、8割増しでフィーチャーしてます」って爆笑!

 7曲目は「モントルー」っておっしゃったかな?ケーナがしっとりとゆったりと奏で、アコーディオンとギターも加わって寂しげで哀愁ただよう音色を響かせ、マレットでのシンバルロールが曲を盛り上げて。そしてジャンベのミドルテンポのリズムがはいってケーナなほのぼのした感じのメロディをゆったりと奏でて。中盤ではギターリフをバックにアコーディオンがエモーショナルかつテクニカルなソロを。続いてケーナもエモーショナルかつテクニカルなソロを。さらにギターが哀愁ただようエモーショナルなソロを。終盤ではケーナとギターがハモって盛り上がって。そしてケーナとアコーディオンがユニゾンでしっとりと。

 8曲目は岩川さんの曲で「フェスタ2」。まずはケーナのソロ。そこにギターがフィルを入れ、ケーナのリズミカルなリフが、アコーディオンとギターも加わってアップテンポで明るく楽しく爽やかな感じになり、アコーディオンとケーナでユニゾンでテクニカルなリフを。その後パワフルなパーカションリズムにのってアコーディオンのテクニカルなソロ、ギターのアグレッシブなソロで盛り上がって。中盤では岩川さんがケーナ2本吹きでパワフルに奏で、1本にしてテクニカルに。その後パーカッションのパワフルな叩きまくりソロへ。終盤ではケーナが明るく爽やかなリフをリズミカルに奏で、ギターとアコーディオンが加わってユニゾンで。ラストはギターとパーカッションが静かに奏でてFin。「ケーナ、岩川光!パーカッション、岡部洋一!」って鬼怒さんが紹介して大拍手!

 次の曲は佐藤さんの曲で、9拍子の曲だそうで。「変拍子お好きですね」って鬼怒さん。「鬼怒さんほどでは・・・」って佐藤さん、爆笑!「4拍子は医者から止められているんです」って佐藤さん。「4拍子の曲あります?」って鬼怒さん。「さっきの曲は4拍子ですよ」って佐藤さん。「わかりやすい曲ってあります?」って鬼怒さん、爆笑!

 9曲目は「航跡」。まずはアコーディオンのゆったりとしたソロが。そしてギターとパーカッションのミドルテンポのリズムがはいって、ケーナが哀愁ただようメロディを奏でて。その後、ギターとアコーディオンがゆったりとユニゾンでしっとり奏で、ケーナのしっとりとしたリフからギターのエモーショナルなソロへ。中盤では静かになってケーナのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後ギターとアコーディオンがゆったリとメロウにハモって、パーカッションがはいって、ケーナがしっとりと哀愁ただよう音色を響かせ、ラストはゆったりと。ウインドベルが響いてFin。

 「次が最後の曲です」「営業トークのある方はどうぞ」って鬼怒さん。佐藤さんと岩川さんはこれから関西ツアーに行かれるそうで。「月の半分くらい一緒」って。「間違いを起こさないように」って爆笑!

 本編最後となる10曲目は「フェロー」っておっしゃったかな?ジスモンチ氏の曲だそうです。まずはケーナとギターのフリーインプロが。岩川さんはケーナを横笛のように吹いて。そしてケーナとギターがアップテンポのテクニカルなユニゾンリフを奏で、パワフルなパーカッションとリズミカルなアコーディオンリフが。その後ダイナミックなユニゾンリフやテクニカルなユニゾンリフ、そしてアコーディオンリフをバックにギターとケーナが超テクな早弾きユニゾンを。中盤ではギターのテクニカルなリフとケーナのロングトーンが。佐藤さんはアコーディオンのボディを叩いて盛り上げて。そしてギターとケーナのテクニカルな掛け合いソロバトルが。それがアヴァンギャルドな感じに。終盤ではギターとケーナのテクニカルなユニゾンリフにアコーディオンも加わってパワフルなパーカッションとともにダイナミックに盛り上がって。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」「ケーナ、岩川光!アコーディオン、佐藤芳明!パーカッション、岡部洋一!ギター、鬼怒無月でした!」っておのおのに大きな拍手が。メンバーの皆さんは大拍手のなか、立ち上がってお辞儀を。もちろん大拍手はそのままアンコールを求める手拍子に。するとすぐに鬼怒さん「アンコールやりたいと思います」って爆笑!

 「チャレンジな曲」「腕に覚えのある人はチャレンジしたがる」って鬼怒さん。「ケーナでこの曲をやる人はいないかもしれない」って鬼怒さん、爆笑!
 オーラス11曲目。佐藤さんのカウントではじまって、アコーディオン・ケーナ・ギターがおだやかで心地よいフレーズを奏で、アップテンポでユニゾンで爽やかなフレーズを。そしてギターとケーナが超テク早弾きユニゾンリフを。その後再びギターとケーナが爽やかなフレーズをユニゾンで心地よく奏で、そしてギターとケーナが超テク早弾きユニゾンリフを。そこにアコーディオンも加わって勢い良くFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」「ケーナ、岩川光!アコーディオン、佐藤芳明!パーカッション、岡部洋一!ギター、鬼怒無月でした!」っておのおのに大きな拍手が。「ありがとうございました」ってメンバーの皆さんは大拍手のなか、立ち上がってお辞儀を。これにてライブ終了です。時計を見ると21時50分。ちょうど1時間の後半で、計1時間45分の素敵なライブでした。
 初めてライブで聴くケーナの音色、とっても素朴で心地よい音色で。全体的にもソフトなサウンドなんですけど、演奏は超テクニカルでエネルギッシュでハードでかっこよかったっすね。めっちゃ見ごたえありました。もちろん繊細で美しい音色にもうっとりです。またいつかライブ観に行きたいっす。その前に少しは南米系の音楽を勉強しとかないといけないかな。
 MCはもっといっぱいあったのですが、マイクなしの場面も多くて聴き取りにくく、メモだできませんでした。

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