ひよりの音楽自己満足

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和嶋慎治さん ギター三昧境

2013-11-20 21:57:17 | 人間椅子
 <人間椅子>のギター&ヴォーカルの<和嶋慎治さん>。先日2013年11月のFC限定ライブのときにMCで11月号のギターマガジン誌になんと和嶋さんのギター奏法の特集が掲載されて、しかも付録のCDに音源も提供されている、と発表されて超ビックリ!「これ以上ない光栄」って和嶋さん。ただ雑誌付録のCDでは人間椅子の曲をそのままでは著作権の問題で使えないので「ちょっと音を変えて音源を作った」そうで。でその奏法のタイトルは、和嶋さんは“ギター三昧鏡”にしたかったそうですが、雑誌側からNGがでて、結局「“おどろおどろハードロックギター”になった」って、大爆笑でした。
で、後日発売されたギターマガジンを購入しました。付録CDには全25track収録されていて、そのうちのTrack6~Track16が和嶋さんのリフ音源です。ほとんどが40秒くらいですが、一部2分近い音源もあります。今回は和嶋さんのTrackのみ紹介させていただこうかと。雑誌のほうには各Trackの和嶋さんの解説と楽譜&タブ譜が載っています。
 Track6は「地獄の子守歌」。これは“黒猫”のリフですね。6弦のみのリフのお手本です。
 Track7は「シャンバラ通信」。これは“見知らぬ世界”のリフですね。パワーコードとビブラートのリフのお手本です。
 Track8は「聖者ミラレバ」。これは“今昔聖”のリフですね。半音上を使ったリフのお手本です。
 Track9は「弁慶の飛び六方」。これは“桃Z”のサントラの“祈りの鼓動”に似た和風フレーズのお手本です。
 Track10は「アッシジのフランチェスコ」。これはミドルテンポの”十三世紀の花嫁“のヘヴィリフからモロにTony Iommi氏風の弾きまくりソロが1分半近く収録されています。
 Track11は「外道祭文」。これは“阿呆陀羅経”のリフで、後半は弾きまくりソロです。短いですけど。
 Track12は「散華でかっぽれ」。これは“桜爛漫”での三味線奏法のお手本です。
 Track13は「曽根崎心中」。これは“今昔聖”のソロで、これも三味線奏法のお手本です。指で弦をつまんでスライドさせるんですねぇ。
 Track14は「闇に囁くもの」。これは“時間からの影”のソロで、プログレ(King Crimson)を意識した奏法のお手本だそうで。
 Track15は「カルマの法則」。これは“愚者の楽園”のソロで、シャッフルモードのスライドギターソロのお手本です。
 Track16はオリジナル曲「ギター三昧境」。ダイナミックなリフから、マシンガンのような激しいスネア連打&リフが襲ってきて、そこからミドルテンポでヨコノリの“見知らぬ世界”風のヘヴィリフ、そして弾きまくりのソロが。その後、三味線リフからダイナミックなリフへ。
 なんだかあっというまに終わってしまうので物足りないですが、そこはまあ雑誌のオマケですから仕方ないっすね。でもでも和嶋さんや人間椅子が好きなギタリストさん達にとっては、これはもう必見でしょうね。今は人間椅子の楽曲の譜面集などないでしょうから、耳コピした曲の確認や、ビギナーギタリストのタブ譜での練習などに最適かと。もちろんギタリストでなくとも人間椅子ファンであれば貴重音源は必聴ですね。
 それにしてもギターマガジンさん、和嶋さんの名前を間違えないでいただきたい。表紙の名前が“慎司”になってるし。本文はちゃんと“慎治”なってるのに。もっともこのblogでもしょっちゅう名前を間違えている私は人のこと言えませんね。失礼しました。

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