ひよりの音楽自己満足

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12.9.22 KBB

2012-09-24 06:16:49 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2012.9.22 横浜Hey-Joe
 日本のヴァイオリン・プログレ・バンドの最高峰<KBB>。メンバーはリーダーでヴァイオリニストの<壷井彰久さん>、キーボード<高橋利光さん>、ベース<Daniさん>、そしてドラムス<菅野詩郎さん>の4人です。昨年2011年12月のライブのあと、今年2012年はニューアルバム制作に取り掛かるためにずっとライブがなかったんですね。なのでアルバム発表とライブ告知をずっと待っていました。そんな折に9/22に横浜でライブとの情報がtwitter等で発表されて。横浜なら自分は近いし、最後まで観られるって大喜び!ただ、ニューアルバム発売の話はないようなので、レコ発ではなさそうです。でも自分は12月のライブを観に行けなかったので、ほぼ1年ぶりにライブを楽しめそうでドキドキ♪ワクワク♪です。もっともこのハコはちと狭いのでKBBの動員からしてお客さんが入りきれないのではないかとちょっと不安がよぎって。なので予約開始日に即予約して当日を楽しみにしていました。

 さて当日。お彼岸の中日なので、昼間は墓参に行ったり親戚を廻ったりしていて、開場時間には間に合わず。でもなんとか空席があったのでラッキーでした。予想通りに超満員で立ち見もいっぱいです。ステージは・・・配置がいつもと全く違いますね。向かって左にキーボード2段セットとグランドピアノが。その隣にベースアンプ、そして2タム1バスの黒のドラムセット、右にはヴァイオリン用のアンプが。KBBライブを生ピアノで聴けるってなんか嬉しいっす。

 19時6分ころ、いよいよ始まります。客席が暗くなって、メンバーの皆さんが厨房を通ってステージに登場して大拍手で迎えられます。Daniさんは5弦ブラウンソリッドボディのベースを、壷井さんは赤のエレキヴァイオリンを準備されて。で、マイクスタンドがDaniさんの位置にセットされてましたが、壷井さんが右端に寄せて。
 そして菅野さんのカウントからはじまった1曲目は「Discontinuous Spiral」。ダイナミックなゆったりとしたリフからはじまって、アップテンポのダンサブルなリズムにのってヴァイオリンが爽やかなフレーズを奏でて。そしてヴァイオリンの躍動感のあるリフから盛り上がって、ヴァイオリンとモーグが伸びやかなメロディをハモって、そのままエモーショナルかつテクニカルなモーグソロへ。ドラムも叩きまくってます。中盤では一旦止まってベースとピアノがしっとりとしたフレーズを奏で、ドラムがマレットでパワフルにタムを叩いて。その後一旦静かになるも、ヴァイオリンの躍動感たっぷりのリフからヴァイオリンとベースのユニゾンリフ、そしてダイナミックなリフで盛り上がって。終盤ではダイナミックなリフから元の爽やかなフレーズがながれて、パワフルなリフでFin。

 「ありがとうございます。こんばんは、KBBです」って壷井さんが挨拶して大拍手!昨年12月以来の9ヶ月ぶりのライブとあって、壷井さんがメンバーの皆さんを見渡して「皆さん元気でしたか?」って爆笑!「お変わりなく」って。「たくさんのお客さん、来てくださってありがとうございます」って。「いつもと変わりなく、最後まで楽しんでいってください」って。「じぃ~っと観て間違いを探すんじゃなくて、気楽に楽しんでください」って爆笑!

 次の曲はレコーディングしていくなかで「だいぶアレンジが変わった」って壷井さん。2曲目は「Kernel」。ヴァイオリンのハイテンポのテクニカルなリフからはじまって、モーグが加わってアップテンポのパワフルなリズムにのってながれて。そしてベースのリズミカルなリフにのってヴァイオリンのテクニカルなソロが。途中からワウも効かせて盛り上がって。中盤ではダイナミックなリフから変拍子のパワフルな叩きまくりドラムと共にキーボードのJAZZ風のテクニカルなソロが。そしてヴァイオリンとテクニカルなユニゾンも。終盤では一転ミドルテンポのダークでヘヴィなリフがはいって、ベースのヘヴィサウンドのグルーヴィでテクニカルなソロが。ヘヴィメタルのギターみたいなかっくいいサウンドです。その後、ミドルテンポのまま元のテーマフレーズをダイナミックに。そしてアップテンポに戻ってユニゾンをキメて。

 「ありがとうございます」って壷井さん。ニューアルバムについてはベーシックレコーディングは3月から5月くらいに終わっているそうですが、まずキーボードが高橋さんが多忙なために遅れて、それでも8月には終わったそうで「下請けにながした」って爆笑!「そう、ヴァイオリンやってる下請け業者が・・・」って壷井さん、爆笑!あとはヴァイオリンのレコーディング待ちのようですね。「頑張ります」って壷井さん。「まだ出来てないんですけど、凄くいいアルバムになります」って爆笑!「なんかウソくさいね」って高橋さん。「KBBの一番新しいアルバムになる」って壷井さん、爆笑!「それは間違いなく本当だ」って高橋さん。

 3曲目は「Age of pain」。ピアノのしっとりとしたリフからはじまって、ヴァイオリンが弦を擦って効果音を発して、瑞々しく美しいフレーズをゆったりと響かせて。そしてミドルテンポのリズムがはいってベースが味わい深いラインを奏で、ドラマティックに盛り上がっていって。中盤ではベースのハイキーでのエモーショナルなソロが。そしてヴァイオリンが幻想的な音色を響かせ、しっとりとしたピアノソロへ。それが徐々に盛り上がって。終盤ではヴァイオリンが美しく伸びやかなフレーズを雄大に奏でて。ラストはヴァイオリンとピアノがゆったりとほのぼのした感じのフレーズをしっとりと。

 「ありがとうございます」って壷井さん。ちなみにこの曲のレコーディングは終わっているそうです。が、聴きなおすと気に入らないところがあって、録り直そうと思っているとか。バージョン違いを出そうか、みたいなお話も。

 4曲目は「Rice Planting Song」。オルガン・ベース・ヴァイオリンがおのおの反応しあいながらフリーインプロを。そしてヴァイオリンがカントリー風に伸びやかに奏でたあと、ウイリアムテル序曲のリフをちょこっと弾いて。その後アップテンポのノリノリリズムがはいってヴァイオリンがテクニカルなリフを弾いて、オルガンが裏打ちのようにリフを入れてとっても楽しい感じに。中盤ではヴァイオリンソロ。エモーショナルにはじまってのどかな感じのメロディを奏で、それがテクニカルにアグレッシブに。終盤では一旦静かになって沈黙するも、ヴァイオリンとオルガンのパワフルなリフがアップテンポでリズミカルにながれたあと、叩きまくりのエネルギッシュなドラムソロが。ラストはダイナミックにFin。

 「ありがとうございました」「ドラムス、菅野詩朗!」「ベース、Dani!」「キーボード、高橋利光!」って壷井さんが紹介して、おのおのに大きな拍手が。そして高橋さんが「ヴァイオリン、壷井彰久!」って大拍手!今回両サイドが高橋さんと壷井さんの立ち位置なので「なんか神社の狛犬みたい」って高橋さん、爆笑!「沖縄のシーサーみたいですね」って壷井さん。来週が菅野さんのお誕生日なのだそうで大拍手!「赤いチャンチャンコとか?」って壷井さん、爆笑!「まだそこまでいってない」って菅野さん。「還暦のおりには盛大にライブをやりましょう」って壷井さん、大拍手!「1部がドラムソロで、2部もドラムソロ。アンコールにボクらが出て演奏して」って爆笑!「後半にまたしゃべってもらいますんで。みんな楽しみにしてるから。ねぇ」ってお客さん大拍手!

 一部最後の次の曲は新曲で、レコーディング最終日の前日に壷井さんが作ってメンバー皆さんに譜面とデモを送って、当日に練習してすぐにレコーディングされたとか。「ひどいレコーディング」って爆笑!「それでもなんとかなっちゃうんだから、みんな凄いですね」って。
 5曲目は「バーティカル・ディバイデッド・アローン・メン」っておっしゃったかな?「政治を風刺した曲」って壷井さん。ヴァイオリンのディレイサウンドが幻想的にながれ、オルガンのリズミカルなリフがはいって、ヴァイオリンが力強くメロディを奏で、ミドルテンポのダイナミックでダークでヘヴィなリフが。ヴァイオリンとキーボードのテクニカルなユニゾンリフからパワフルなリズムをバックにダークなフレーズを伸びやかに鳴らして。グルーヴィなヘヴィロック調でめっちゃかっくいいっす。そして叩きまくりドラムとテクニカルなユニゾンリフからまずはヴァイオリンのエモーショナルなソロ、続いてオルガンのテクニカルなソロ、それが繰り返され、ヴァイオリンとオルガンの白熱の掛け合いソロバトルが展開されます。ドラムも反応して叩きまくって。その後元のヘヴィでダークなリフに戻ってテクニカルなユニゾンリフをキメて叩きまくりのドラムソロへ。ラストはユニゾンリフをキメてFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!しばらく休憩します」って壷井さん。メンバーの皆さんは大拍手のなか、お辞儀をしてステージを降りて楽屋へ。時計を見ると20時5分。ちょうど1時間の前半でした。

 20時半をちょっと過ぎたころ、客席が暗くなって、メンバーの皆さんが厨房を通ってステージに登場して大拍手で迎えられます。
 菅野さんのカウントからはじまった後半最初となる6曲目は「Suspicious Forest/森があやしい」。ベースのリズミカルなリフとシンバルのリズムからはじまって、ヴァイオリンとピアノがフリーインプロのようなミステリアスな音色を響かせて。そしてピアノのアップテンポのリズミカルなリフからヴァイオリンもはいってダイナミックなリフに。ピアノとヴァイオリンがユニゾンで鳴らし、ドラムも叩きまくって、キーボードとヴァイオリンがテクニカルなユニゾンをキメて。中盤では一旦止まったあと、静かになってピアノソロへ。序盤はしっとりと、それが徐々にパワフルになってJAZZ風になり、ドラムも叩きまくって盛り上がって。続いて再び静かになって、ドラムがリムを叩いて静かにリズムを刻み、ヴァイオリンソロへ。アラビアンっぽいフレーズからはじまって、ドラムがタムを力強く叩いて盛り上がって、ダイナミックなリフがスリリングに。終盤ではベースのテクニカルなリフ、ピアノのパワフルなリフからダイナミックに盛り上がって、ラストはテクニカルなオールユニゾンリフをキメて。

 「ありがとうございます」って壷井さん。「グランドピアノがはいるといつもと違いますね。エレガントな感じで」って壷井さん。で「ボクのヴァイオリンも新しいんです」って赤のエレキヴァイオリンを掲げて。「横から見るとシャープなフォルム」って。鹿児島のとある方が作ってくださったそうですが「注文はしてない」って爆笑!以前ある楽器展で逢ったときにほぼ同形の1号機が指板がすり減ってきて直せなくなったことを伝えたところ、2号機を作って送ってきてくださったそうで。ちなみに高橋さんはあまり他のロックのヴァイオリニストとは接点がないそうで、壷井さんが基準になっているそうですが、あるヴァイオリニストと話をしたときに「ヴァイオリンって1ステージごとに弓が切れたりささくれたりして大変ですね」って言ったところ、その方は驚いて「えっ、そんなことないよ」って言われたとか。「ヴァイオリンに対して間違ったイメージを抱いてた」って爆笑!

 7曲目は「WEIGH ANCHOR!」。ヴァイオリンとベースがしっとりとほのぼのした感じのメロディをゆったりと奏で、そこにピアノがはいって、ハイハットのリズムが静かにはいっておだやかで爽やかな感じに。そして4/4リズムやアップテンポ変拍子でヴァイオリンとピアノがユニゾンで奏で、伸びやかに広大に。その後、ベースの躍動感溢れるリズムにのって盛り上がって。

 「ありがとうございます」って壷井さん。「ロックバンドで初めてピアノのソフトペダルを使った」って高橋さん。ここでペダルを使った場合と使わない場合で弾き比べて、そのまろやかな音色に拍手です。「高橋さんはどこのどんな機材でも弾きこなされますね」って壷井さん。「今の人たちって、シンセでオルガンを弾くことは出来ても、本物のオルガンは弾きこなせないでしょ」って壷井さん。いまのシンセが出てくる以前は、スタジオにはピアノ・オルガン・アナログシンセしかかなったそうで、そういう時代に高橋さんは研鑽されたから対応できるようになったそうで。ちなみに以前北米のニアフェストに出演されたときに現地スタッフから音の出ないフェンダーローズを渡されたとか。でも高橋さんは故障の原因がわかって直して音がでるようにしたそうで。現地スタッフの人たちは驚いて、それならと壊れたミキサーも持ってきて直してくれって言ってきたとか。さすがにそれは丁重にお断りしたそうですが。

 8曲目は「INTERMEZZO」。ヴァイオリンとベースがしっとりとしたフレーズをゆったりと奏で、そしてダイナミックに盛り上がり、綺麗なピアノリフとともにヴァイオリンが美しくほのぼのとするようなメロディをドラマティックに奏でて。中盤では静かになって美しくエモーショナルなピアノソロが。終盤ではヴァイオリンが伸びやかな音色をゆったりと奏で、そしてダイナミックに盛り上がって。

 「ありがとうございます」って壷井さん。で、菅野さんを見て「待望の時間がやってきました」って恒例の菅野さんのコーナーです。「さっき“フェンダー・ローズ”のとこで言いそびれた」って菅野さん。「“ピート・ローズ”って言おうと思った」って爆笑!壷井さんと高橋さんは苦笑です。あらためて「皆さん、こんばんは」って挨拶して大拍手!で、以前からTwitterで情報がながれていましたが、80年代に菅野さんが参加されていたプログレバンド<NEGASPHERE>が26年ぶりに復活して、その復活ライブが12/16にシルエレで決まったそうで大拍手!これめっちゃ楽しみです。で、ここでお話が終わってしまって、皆さんキョトン。恒例の“小噺”を期待していたのですが。「他に何かないんですか?」って高橋さん。「メロトロン、ロロロンとか?」って爆笑!で、壷井さんにマイクを返しますが「あ、ひとつ忘れた!」って菅野さん再びマイクを持って「おつかれ、カツカレー!」って大爆笑!ちなみに次のKBBライブは12/15にシルエレでハンガリーのバンドと対バンだそうです。「ハンガリー?ハングリー!」って菅野さん、爆笑!壷井さん苦笑して「感銘しました」ってさらに爆笑!そしてDaniさんの告知ですが、<taika>のライブが12/14に同じく対バンでシルエレだそうで「KBB勢シルエレ制圧」「他にハコはないのか」って壷井さん、爆笑!それと9/27にシルエレでtaikaのライブがあるそうで。観にいきたいなぁ。高橋さんは10/5に西荻窪でライブがあるそうで、拍手です。

 「残りあと2曲、張り切っていきましょう!」って壷井さん気合入れて。9曲目は「Inner Flames」。まずはパワフルな叩きまくりドラムソロが。そしてミドルテンポでヘヴィなバンドリフがダイナミックにはいって、グルーヴィなリズムにのってモーグのパワフルなフレーズが響いて。その後一旦止まってヴァイオリンの伸びやかな音色がゆったりとながれ、キーボードのクリスタルサウンドのエモーショナルなソロが。そしてアップテンポになってパワフルでダイナミックなリフがはいったあと、静かになってミドルテンポでゆったりと雄大にリフがながれてから、ヴァイオリンとオルガンがリズミカルなリフを。中盤ではベースのテクニカルなソロ、ヴァイオリンの伸びやかでエモーショナルかつテクニカルで幻想的なソロと続き、ダイナミックなバンドリフからヴァイオリンの伸びやかで雄大なフレーズがながれて。終盤ではミドルテンポのヘヴィなリフからモーグとヴァイオリンのユニゾンやハモり、そしてアグレッシブなヴァイオリンソロ、弾きまくりキーボードソロと続き、ヴァイオリンとキーボードの掛け合いのソロバトルが展開され、向き合って反応しながら早弾きやロングトーンを終盤にはサイレン音も。ラストはパワフルでダイナミックなリフから♪ジャーン!で弾きまくり叩きまくりでFin。

 「ありがとうございます」「あーうるさい!」って爆笑!ここで壷井さんが物販の宣伝を。で、LIVE2008の宣伝をしたところ、物販スタッフから「完売です!」って声が。大拍手です。が「カンバイ?コシノカンバイ!」って菅野さん、爆笑!

 「本日はありがとうございました」って壷井さん。本編最後となる10曲目は「Larks in the air」。ヴァイオリンのリズミカルなリフから明るく楽しく始まって、パワフルなドラムがはいって、ダイナミックなバンドリフからミドルテンポでほのぼのとしたメロディがながれて。ヴァイオリンの綺麗で伸びやかなフレーズがピアノの綺麗なリフと共にたおやかに奏でられて。その後ピアノのしっとりとしたソロが綺麗にテクニカルに、そしてヴァイオリンがほのぼのした感じのメロディを奏でて。中盤ではパワフルなドラムをバックにベースのヘヴィサウンドのテクニカルなソロ、続いてヴァイオリンのヘヴィサウンドのエモーショナルなソロで盛り上がって。ラストはアップテンポの楽しいリズムになってFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました」って壷井さん。「ドラムス、菅野詩朗!」「ベース、Dani!」「キーボード、高橋利光!」って壷井さんが紹介して、おのおのに大きな拍手が。そして高橋さんが「ヴァイオリン、壷井彰久!」って大拍手!メンバーの皆さんは大拍手のなか、お辞儀をして楽屋へ。もちろんフロアーはアンコールを求める手拍子が鳴り響いて。
 すると程なくメンバーの皆さんがステージに戻ってきて大拍手大歓声で迎えられます。ここで高橋さんはピアノをちょこっと弾いて「生ピアノ、楽しい」って。
 あらためて「アンコールありがとうございます」って壷井さん。「次は冬です」「今日は諸事情によりアンコールは1曲だけです」って。

 「一生懸命演奏します!」ってオーラス11曲目は「Backside Edge」。ベースのリズミカルなリフからはじまって、ピアノが綺麗なフィルを入れ、ドラムがパワフルにリズムを刻み、ヴァイオリンとピアノのアップテンポのテクニカルなリフが。そしてダイナミックなリフから、アップテンポのリズムにのってピアノソロが。軽快でテクニカルなJAZZ風で、さらにアグレッシブに。その後、ベースリフをバックに叩きまくりのドラムソロが。中盤ではピアノのリズミカルなリフからベースのパワフルでテクニカルなソロ、ヴァイオリンの伸びやかな音色を響かせ、そしてアグレッシブなソロが。ラストはヴァイオリンのオシャレでリズミカルなリフからピアノとユニゾンをキメて、♪ジャーン!って弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました、KBBでした」って壷井さん。「ドラムス、菅野詩朗!」「ベース、Dani!」「キーボード、高橋利光!」って壷井さんが紹介して、おのおのに大きな拍手が。そして高橋さんが「ヴァイオリン、壷井彰久!」って大拍手!「またお逢いしましょう!」ってメンバーの皆さんは大拍手のなか、お辞儀をして楽屋へ。これにてライブ終了です。時計を見ると21時53分。1時間20分の後半で、前後半計2時間20分の素敵なライブでした。
今回もパワフルでダイナミックで、そして美しくドラマティックな演奏で、さらにアツいエネルギッシュなソロバトルもあり、また爆笑トークもあるとっても楽しいライブでした。特に高橋さんの生ピアノでの演奏を聴けたのはこのハコならではですからラッキーでしたね。ただサウンドバランスは私的にはもうちょっとベースの音量を上げて欲しかったかも。次の暮れのライブもぜひとも観に行きたいっす。MCはもっといっぱいしゃべっておられましたが、面白すぎて半分くらいしかメモできませんでした。

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4 コメント

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ありがとうございます (ひより)
2012-09-25 00:17:32
 川崎さま、いらっしゃいませ!
再コメントをありがとうございます。とっても嬉しいっす!
はい!ライブ中ずっとメモ取っていた変なヤツが私です。そうそう、隣にDaniさんの奥様とお子様がいらしてましたね。
 Quiは数年前に1度観たきりでその後どうもスケジュールが合わなくて観にいけてないのですが、あの超テク演奏ははっきり覚えています。NEGASPHEREライブ、ますます楽しみになりました。
 手書きの譜面を郵送ですか。いいですねぇ。温かみを感じますね。
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再びおじゃまします。 (川崎薫)
2012-09-24 23:19:44
熱心にメモをとっている方がいるので、もし来ていらっしゃるとすれば、この方ではないかなあ、と思ったのです。となりにいた少年も予想通りダニさんの息子さんでしたので、私の勘もまんざらではないかな、なんてね。
 先月末に三軒茶屋で聞いたQUIも凄かったですが、KBBも強烈でした。その両方の要素がNEGASPHEREに入っておりますので、期待していただいてよいかと。唯一の不安はリーダーのテクニックでしょうね。
 昔はひと月に30時間以上もリハーサルをしていましたが、今はそうもいかないので、ネットを利用してオケのデータを送ったりスケジュール調整をしたりしています。
 でも譜面は昔の手書きのものを封筒に入れて送っているんですよ。時代遅れだなあ。
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ありがとうございます! (ひより)
2012-09-24 13:02:45
 おぉ!川崎さま、いらっしゃいませ!
コメントを書いてくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいっす!いやビックリしました。
KBBライブにいらしていたのですね。しかも自分の後の紳士だったとは。こちらこそ挨拶もせずにすみません。
菅野さんのtwitterでリハをされているとの情報は得ていましたが、まさか年内にライブをやってくれるとは、失礼ながら思っていませんでしたので本当にビックリしました。あの客席のどよめきと拍手がすべてを物語っているのではないかと。多くのプログレファンが待ち望んでいた復活、御礼をいわなければいけないのはこちらのほうです。本当にありがとうございます。12/16シルエレを楽しみにしております。
 おぉ!川崎さまは初期KBBのライブをご存知なのですか。なんて羨ましいことでしょう。自分がKBBを知ったのはほんの4-5年前ですので。KBBライブ、いつも楽しみにしています。ハコを満員にできるプログレバンドって今はなかなかないと思いますのでほんと凄いと思います。
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ご無沙汰していました。 (川崎薫)
2012-09-24 10:02:31
KBB素晴らしかったですね。仕事が夜、土日も仕事なので、ほとんどLIVEに行く事ができないのですが、この日は本当に運良く空いていまして、自分としては96年以来の「今世紀初KBB」体験。当時とはメンバー半分変わっています。もはやベテランの域です。着々と作品も重ねて実力も申し分ありませんね。
その長い時間、休眠していた我がNEGASPHEREも、(本当に)おかげさまでLIVE告知までこぎつけました。ひよりさんに励まされたことは本当に自分の中では大きいのです。
あの場で御礼を述べるべきでしたが、確信がなかったので名乗りませんでした。(たぶん)ひよりさんの左斜め後ろに座っていた、緑色のシャツのメガネの男が私です。本当にありがとうございました。でも本当のお礼は12月にちゃんと演奏することですよね。今、「リハビリ」中です。がんばります。
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