ひよりの音楽自己満足

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13.12.21 machine messiah

2013-12-25 21:41:22 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.12.21 代官山LOOP
<Winter Solstice 2013>
 壮大なメロディアスプログレハードのオリジナル曲を演奏するバンド<MACHINE MESSIAH>。2002年にCINDERELLA SEARCHのキーボーディストの<穐山“KAME”義英さん>が YES の名盤「Drama」を完全再現するために結成されました。当初は<機械飯店>として活動されたそうです。その後、ライブが好評だったこともあり、オリジナル曲を演奏するバンドへ進化し、そして2008年にバンド名を「MACHINE MESSIAH」(マシーン・メサイア)に改名されたそうです。現メンバーはキーボードの穐山さん・ヴォーカルの<棚村”ゴンザレス“睦さん>、ベース<鶴間“ヤサイ”靖さん>、ギター<井上”マイケル”竜夫さん>で、ドラムスは“金髪の貴公子”<宇宙生物ベロニカさま>だったのですが・・・今度12月にライブがあるとの情報と同時にベロニカさまが脱退との情報もはいってきてビックリ!好きなドラマーなので超ショックでした。でも後任にはアメリカ人ドラマー<Mark Murdockさん>とのことで、わざわざ外人さんを迎えるということは、ひょっとして凄いドラマーなのではないかと想像して、これはぜひとも観に行かねば!とすぐに予約して当日を楽しみにしていました。

 さて当日。土曜ですが仕事でして。開演時間が17時とのことで、定時までいたら全然間に合わないので、午後を代休にして時間に間に合うように代官山へ。開演時間少し前に会場に着いたのですが、いまだに受付の列ができていて、フロアーに入ると超満員でビックリ!3バンド対バンとはいえ凄いなって。

 Machine messiahの出番は2番手。前バンドのライブが終わって、ステージはあわただしくセットチェンジを。でもドラムとキーボードはそのままなので、そんなにかからないかなと思いましたが、なにかトラブルがあったのか、ステージ上でメンバーの方々とお店スタッフの方がお話をしている時間がちと長く感じました。もっともピッタリの時間にはじまりましたから、予定通りだったのかな?
ステージは向かって左に綺麗なブルーのVHモデルギターを抱えた井上さん。その隣にサンバーストJAZZベースを抱えて黒のハンチングをキメたヤサイさん。その隣が2タムメロタム1バスセットのMarkさん。ステージ右にはキーボード3台セットを前にして白のタキシードに帽子に羽レイのゴージャス姿のKAMEさん。ステージ中央には黒エンジ系のロングコートに黒のシルクハットをキメたゴンザレスさん。その後ろには譜面台の上に光る機材が。あれは何なのかな?って不思議に。

 18時ちょうど。場内が暗くなって、メンバーの皆さんが登場して大拍手で迎えられます。そしてピアノとシンセの重厚なサウンドが響き、徐々に明るくなって「ようこそ、machine messiahです」「みんなで大洋の彼方へ旅に出ましょう」ってゴンザレスさん。1曲目は「Sail Against the Wind」。シンセの鮮烈なリフが明るく爽やかに響き、ダイナミックに。ゴンザレスさんは譜面台の上にあった光る機材を操作して。それはライティングの装置だったようで、照明が自在に操られて。そしてバンドリフと叩きまくりドラムフィルとの掛け合いからリズミカルなリフがスリリングに展開し、そこからテクニカルなギターソロへ。井上さんがステージ前に出て弾きまくって、ゴンザレスさんがすぐ後ろで煽って。もちょっとギターの音量を上げてほしいかな。その後ゆったりとなって、ミドルテンポで雄大なリフがながれ、綺麗なリフからヴォーカルがのびやかに歌い、ダイナミックなリフからブルーライトのなか、ギターとキーボードのコーラスとともにヴォーカルが力強く歌い上げて、サビはゆったりと雄大に。中盤では井上さんがステージ前でエモーショナルなギターソロを。ゴンザレスさんは井上さんと背中合わせで。その後サビにもどってドラマティックに歌い上げて。終盤ではピアノのリズミカルなリフにのってギターのエモーショナルなソロが。ラストはヴォーカルが力強く歌い上げて。

 「Thank you!We are machine messiah!お逢いできて嬉しいです」ってゴンザレスさん、大拍手!「もうすぐクリスマスの3連休初日にこんなところでプログレですか」「もっと他に楽しいことはないのか!」ってゴンザレスさん、爆笑!「最高じゃないか!むさくるしいおっさん達ですけど、みんな頑張ってやってんだ!」ってKAMEさん、爆笑!「皆さん、後悔してませんか」ってゴンザレスさん、爆笑!「楽しんでますか!」ってゴンザレスさん。もちろん大歓声!

 「違う雰囲気の曲を」「宗教がもたらす狂気について歌った曲を」ってゴンザレスさん。「俺たちかっこいい!」ってKAMEさん、爆笑!「MCはおちゃらけてますけど、曲はシリアス」ってゴンザレスさん。

 2曲目は「Divine Insanity」。薄暗いレッドライトのなか、ダイナミックなリフからメロウなリフがながれ、ミドルテンポのヘヴィリフとシンセサウンドが響くなか、エネルギッシュなヴォーカルがはいって、ステージにひざまづいて、オルガンサウンドが響くなか、ドラマティックに歌い上げて。中盤ではブルーライトのなか、井上さんがステージ前でテクニカルなギターソロを。終盤ではサビに戻って、パワフルなオルガンリフからヴォーカルがエネルギッシュな迫力たっぷりのシャウトを。そしてダイナミックなリフから♪オーオーオー!って力強いコーラスを。

 「息つくヒマがない」ってゴンザレスさん。「もう疲れたのか」ってKAMEさん、爆笑!「そんなことはない!」ってゴンザレスさん。
 次の曲は本日物販で販売されているクリスマス企画のオムニバスミニアルバムに収録されている「クリスマスバラード」って、カメさんが20年前に作曲された曲だそうで、今回やっと日の目をみることになったそうで。「その頃に完成させてたらモテモテだったんじゃないか」ってゴンザレスさん。ここで今日来場しているKAMEさんのご子息が紹介されて大拍手!今日は前バンドでMarkさんの息子さんがギターを弾いたことから、「うちも10年後には大正琴でも弾かせて」ってKAMEさん、爆笑!「ウソです」ってカメさん。で、そのクリスマス曲ですが「レコーディングはうまくいったのに、ライブで再現できない」ってKAMEさん。しかもレコーディングではキーボードソロはかの<難波弘之さん>が弾かれたそうで。「完コピはできないけど雰囲気だけ」ってKAMEさん。

 3曲目は「Beneath the Tree (Can You Hear the Bells?)」。キーボードの透明感のあるメルヘンチックなリフがゆったりとながれ、ヴォーカルがはいってしっとりとロマンティックに歌い、サビではメロウに歌い上げて。間奏ではキーボードのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後ヴァースに戻って、サビではのびやかに歌い上げて、ラストはキーボードのメルヘンチックなリフからギターがメロウに奏でて。「本番が一番うまくいった」ってKAMEさん。「緊張度と集中力が違う」「見てもらう快感」って。

 「戦争にまつわる曲」「ヘヴィでダークなナンバー」「途中で何かが起こる」ってゴンザレスさん。4曲目は「Learning To Fly」。シンセサウンドがゆったりと哀愁たっぷりに響き、レッドライトのなか、ピアノの音色がしっとりとながれ、パワフルなドラムからしっとりとしたヴォーカルがはいって、力強く歌い上げて。そして2ヴァース後に「OK、スペシャルゲスト!」「ヴァイオリン、ケイスケ・タカシマ!from ptf!」ってここでptfの高島さんが登場して大拍手大歓声で迎えられます。パワフルなドラムから、ライトが点滅するなか、ダイナミックなリフがスリリングに。ゴンザレスさんはハンドマイクで戦闘中の無線のやりとりのようにシャウトして、ヴァイオリンを含むダイナミックなリフと叩きまくりドラムフィルから、アップテンポのノリノリモードでギターの弾きまくりソロへ。続いてキーボードとヴァイオリンのアグレッシブなソロが。ゴンザレスさんはマイクスタンドを突き上げるパフォーマンスを。その後、弾きまくり叩きまくりの激しいカオス状態になり、それが徐々に静かになって、照明も暗くなって、薄暗いブルーライトに包まれて。中盤ではミラーボールが回るなか、ピアノリフがゆったりとながれ、ヴォーカルが囁いて、ベースの力強いソロへ。そしてヴォーカルがロングスクリーミングを。その後、明るくなってゆったりとした、リフからヴァイオリンのエモーショナルなソロが。終盤ではパワフルなドラムからヴォーカルが力強く歌い上げて、ステージにひざをついてエネルギッシュにシャウトして、ヴァイオリンが力強くドラマティックに奏でて。その後、暗いなか、シンセサウンドが響き、ヴォーカルがド迫力の魂の叫びを。あまりのパフォーマンスに場内圧倒されて静まり返って。そしてシンセの重厚なオケサウンドがゆったりと響くなか、高島さんがステージを降りて大拍手が。

 続いて5曲目は「Awake; For You」。パワフルなドラムからパワフルなリフがはいって、ゴンザレスさんが手拍子を促して。そしてピアノのパワフルなリフとグルーヴィなリズムにのって、ブルーライトのなか、ヴォーカルがリズミカルに歌って、サビではコーラスもはいって歌い上げて。その後、ギターのカッティングリフがはいるとゴンザレスさんが「今年もmachine messiahをありがとうございました」って大拍手!ここでメンバー紹介です。「ギター、井上“マイケル”竜夫!」大拍手!「キーボード、バンマス、穐山“KAME”義英!」大拍手!「ベース、鶴間“ヤサイ”靖!」大拍手!「そしてオンドラムス、はるばるアメリカからやってきた。もう20年以上日本に居るのに、いまだに日本語が得意じゃない、でもドラミングは素晴らしいぜ!」「今日サポートで叩いてくれてるドラマー、Mark Murdock!from USA」って大拍手!ところが「ちょっと待ってくれ!」ってKAMEさん、演奏を止めて。「サポートドラマー?」「我々はこういう素晴らしいドラマーを待ってたんじゃないか」「Markさん、あなたのドラムは素晴らしい!我々と一緒にやらないか」ってKAMEさんが公開ラブコールを。ところが「・・・Very Busy・・・」ってMarkさん。お客さん爆笑!「頼み方が足りないんじゃないか」ってゴンザレスさん。すると「Look at me!Japanese Heart!」って、KAMEさん、ステージ前に出てMarkさんに向かって土下座でお願いを。さらにゴンザレスさんも土下座し、井上さんもヤサイさんも土下座してお願いして大拍手!さすがに折れたMarkさん「OK!」って大拍手大歓声!メンバーの皆さんも大喜び!そしてミドルテンポのギターリフからパワフルなドラムがはいって「Hey!Hey!」ってゴンザレスさんが煽って「1・2・3・4!」ってカウントからダイナミックなリフがはいって井上さんがステージ前でギターを弾きまくって、ゴンザレスさんが寄り添って、ヤサイさんはキーボードの前へ。その後、再びゴンザレスさんが「1・2・3・4!」ってカウントしてダイナミックなリフから♪Awake!って。さらに「みんな一緒に!」ってお客さんも♪Awake!って叫んで。ラストはダイナミックなリフから盛大に劇的にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「Thank you!どうもありがとう!」「来年のクリスマスにまたお逢いしましょう」ってゴンザレスさん。大拍手大歓声のなか、メンバーの皆さんは手を振りながら楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になって場内に鳴り響いて。するとほどなくメンバーの皆さんがステージに戻って大拍手大歓声で迎えられます。

 「アンコールありがとうございます」ってゴンザレスさん。「でもオレ的には最後の曲で使い果たしてしまって」って爆笑!「燃え尽き症候群みたいな」ってKAMEさん。「メンバーにアツい演奏でカバーしてもらって」ってゴンザレスさん。
 オーラス6曲目は「Tomorrow」。ミドルテンポのリズムがはいって、ゴンザレスさんが手拍子を促して、ピアノの綺麗なリフとギターのメロウなリフからリズミカルなヴォーカルが爽やかに奏で、コーラスがはいってドラマティックに盛り上がって。爽やかでほのぼのしたメロディの素敵な曲。中盤では♪Still to Young to Remenber~ってIt Bitesの曲のコーラスを一節入れて、そこからピアノリフをバックにギターのテクニカルなソロが。ゴンザレスさんが手拍子を促して。その後サビに戻ってオルガンサウンドが響くなか、コーラスがはいって、ヴォーカルがシャウトして「Thank you!」「Merry Xmas!Happy New Year!」ってゴンザレスさん。ラストは弾きまくり叩きまくりの盛大なフィナーレを迎えます。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございます」「2014年にお逢いしましょう」そして「Welcome!Mark Murdock!」って大拍手大歓声!「Mark!Mark!」ってKAMEさんが煽ってMarkコールが。そして盛大な拍手とともにライブ終了です。時計を見ると19時4分。1時間ちょいのめっちゃ楽しいライブでした。
満員立ち見いっぱいのライブ。めっちゃ盛り上がりましたね。ベロニカさまが脱退ってすっごいショックだったんですけど、後任のアメリカ人ドラマーMarkさん、めっちゃパワフルでテクニカルで手数も多く、それでいて曲を引き立て、盛り上げてかっこよかったっす。そしてギターもベースもキーボードも以前のライブよりも凄い気合いはいっていたようにエネルギッシュに感じました。特にヤサイさん、ノリノリでしたね。そしてなんといってもヴォーカルゴンザレスさん、今回も迫力たっぷりで声ものびやかでかっこよかった!そうそう、あの曲でのゲストヴァイオリンはナイスでしたね。よりドラマティックに盛り上がって。高島さんかっこよかったっす。さらにはMCもめっちゃ面白くておもいっきり笑わせていただきました。ラストの正式加入お願い土下座劇場は最高!短い時間でしたけど、とっても楽しませていただきました。早く次回ライブの日程が決まるのを待ってます。

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