ひよりの音楽自己満足

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12.9.16 WATER GARDEN

2012-09-21 00:01:02 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2012.9.16 沼袋Sanctuary
<Progressive Rock FESTIVAL 『プログレの宴in Autumn』初日>
 今年5月に<NELFELTI>のライブがありましたが、そのときのツインキーボードの1人の可愛らしい美女キーボーディストが<WATER GARDEN>というバンドでも活躍されていると、MCで紹介されていたもので、早速Youtubeでライブ映像をチェックして、もしも機会があったならライブを観てみたいと思っていました。ただ、関西のバンドなので関東ではなかなか機会は少ないかなぁと。そんな折に9月に沼袋で行われるプログレイベントに<Water Garden>が出演されると知って、対バンも好きなバンドなので、これは絶対に見逃すまいと当日を楽しみにしていました。
 滋賀発のファンタジーロックバンド<WATER GARDEN>、現在のメンバーはギターの<kojiさん>、ドラムスの<hirokiさん>、ベースの<hiroshiさん>、キーボードの<meguさん>、そしてヴォーカルの<chifumiさん>の5人編成です。<Water Garden>、元々は1991年にkojiさんとhirokiさんがアニソンのカヴァーバンドを結成したことからはじまって、94年にプログレ・POP・トラッド等を取り入れたスタイルを目指すべく、バンド名を<Water Garden>として活動を開始されたそうです。ところが2001年にバンドは解散してしまいますが、2006年頃から水面下で動き始め、2007年に現在のメンバーが固まり、2008年秋に復活ライブを行って以来、現在活躍中だそうで、念願のフルアルバム制作にも徐々に取り掛かっておられるそうで。

 さて当日。プログレイベント、<WATER GARDEN>の出番は2番手です。前バンドの演奏が終わって、幕が閉じたステージの中はあわただしくセットチェンジが行われているようで。

 18時17分頃、客席が暗くなって、SEからガムランのような金属音が神秘的に鳴り響き、そこにシンセサウンドが加わって幻想的に。そしてステージの幕が開いて大拍手!ステージ向かって左は3段キーボードセットにキラキラ輝く金ラメのSEXYなミニドレスを纏った美女meguさんが。その隣にはロング金髪で豹柄パンツにフライングVベースを抱えた“妖しい貴公子”hiroshiさん>。中央後方は3タム1バスドラムセットに囲まれたhirokiさん、ステージ左はブラックストラトを抱えたkojiさん、フロント中央は巫女のような衣装を纏った美女ヴォーカリストchifumiさんが、しゃがんでいて。
 ダイナミックなリフからアップテンポでメロウでパワフルなリフが。1曲目は「月黄泉」。シンセのゆったりとした音色が響くなか、しっとりと力強いヴォーカルがはいって、アップテンポのパワフルなリズムがはいって、ヴォーカルが伸びやかに歌い、サビでは歌い上げて。その後ミドルテンポでシンセのリズミカルなリフをバックにしっとりとしたヴォーカルがはいって、そしてアップテンポのノリノリモードになって、ヴォーカルがパワフルに歌い上げて。中盤では一旦止まったあと、キーボードのクリスタルサウンドのリフがしっとりとながれ、ドラムのパワフルなフィルからギターのエモーショナルなソロへ。終盤ではパワフルなヴォーカルがはいって、サビではキーボードがコーラスに加わって盛り上げて。

 続いて2曲目は組曲「邪馬台国」より「光の扉」。シンセのスペーシーなサウンドが幻想的にながれ、哀愁ただようピアノリフがしっとりと。そしてヴォーカルがはいって伸びやかにゆったりと。ヴォーカルのchifumiさん、妖艶に舞って魔性の微笑みを。眼力ありますね。Meguさんも時折妖しい微笑みの艶っぽい流し目光線を放って。惑わされちゃいそうです。サビはアップテンポのPOP調で歌い上げて。中盤ではミドルテンポのダイナミックなリフからアグレッシブなシンセソロへ。ドラムも叩きまくってます。その後一旦止まってからピアノリフがしっとりとながれ、力強いヴォーカルがゆったりと。そこにスネアの躍動リズムがはいって盛り上がっていって

 「ありがとうございます。こんばんは、京都・滋賀からやってまいりましたWater Gardenです」ってchifumiさんが挨拶を。大拍手です。「素晴らしいバンドと共演できて光栄です」「最後まで宜しくお願いします」って、大拍手!

 3曲目は組曲「邪馬台国」より「Player~悠久の祈り~」。シンセのしっとりとしたサウンドがしっとりとながれ、コーラスサウンドも加わって、さらにパイプオルガンサウンドが響いて。そして綺麗なピアノリフが哀愁を漂わせてゆったりとながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって艶っぽく歌って。その後キーボードのしっとりとしたリフが響き、ベースが楽器を縦に持ってウッドベースのように味わい深く弾いて。後半ではミドルテンポのドラムがはいってヴォーカルがしっとりと歌い上げ、サビはコーラスもはいって美しく響かせて。ラストはメロトロン風サウンドがゆったりととながれ、ピアノとベースがしっとりとしたアンサンブルを。

 続いて4曲目「春の日に」。今年春にmeguさんの作った曲で、フルバージョンを演奏するのは、今日が初めてなのだそうで。シンセの郷愁ただようメロディがゆったりとたおやかにながれ、ダイナミックなリフへ。chifumiさんはそれまでの巫女風衣装から白の可愛いチュニックに黒のショーパンに赤スト黒ブーツで登場し、マイクを持ってしっとりと歌って、サビではmeguさんのコーラスもはいって美しく歌い上げて。その後、メロトロン風サウンドが響き、ヴォーカルが郷愁ただようメロディをしっとりとたおやかに歌い上げて、歌詞の“めぐみ”というところではキーボードの前に来てmeguさんと向き合って歌って。間奏ではキーボードのしっとりとしたソロ、そしてパワフルなドラムがはいってギターのエモーショナルなソロへ。終盤では静かになって、ピアノリフをバックにヴォーカルがしっとりと歌い、サビではコーラスもはいって歌い上げて。ラストはメロトロン風サウンドがしっとりとながれ、ギターがメロウなフレーズを奏で、ウインドベルが綺麗に響いて。

 「ありがとうございました」ってchifumiさん。WATER GARDENはSanctuaryは1年ぶりだそうです。で、フルメンバーでのライブは今日が今年初めてなのだそうで。ちなみに次は10/8京都だそうで。それからhirokiさんがバンドHPを作成されたそうで。そして現在フルアルバムを制作中で「出来上がりは?」ってchifumiさんがhirokiさんに尋ねて「なんとか来年には・・・」って。で、今日はあとで演奏されるアルバム収録予定のシングルカット曲1曲を収録したデモCD-Rを、ライブ後に無料で希望者にくださるそうで、大拍手!「おねーちゃん、頂戴!って声かけて!」って爆笑!

 5曲目は「風のアルバム」。お琴風サウンドのリフがしっとりとながれ、続いてハープシコード風のほのぼのした感じのメロディがながれて、ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ギターが哀愁ただようメロウなフレーズを奏でて。そしてヴォーカルがマイクを持ってステージ前でしっとりと色っぽく歌い上げ、サビではmeguさんのコーラスもはいってPOPな感じで盛り上がって。chifumiさんはステージを右へ左へ妖しい視線と歌で観客を魅了して。中盤ではシンセのクラシカルなフレーズからダイナミックなリフがはいって、パワフルなドラムをバックにギターのエモーショナルなソロが。終盤、ヴォーカルがパワフルに歌い上げ、ダイナミックなリフから「オンギター、koji!」ってchifumiさんが叫んで、再びギターソロへ。Chifumiさんは手拍子を促して盛り上げて、さらにステージ前に来て前列のお客さんとハイタッチ。場を盛り上げるのはやはり関西のバンドは上手いですね。

 「ありがとうございます」ってchifumiさん。するとドラムがすぐにミドルテンポのパワフルなリズムを刻んで。「とうとうラストの曲になりました。本当に今日はありがとうございました」って大拍手!ここでメンバー紹介です。「WATER GARDENリーダー、オンドラムス、hiroki!」大拍手です。「ハカセ!オンギター、koji!」大拍手です。「美しい綺麗どころ、オンキーボード、megu!」大拍手です。「もう一人の綺麗どころ、男です。オンベース、hiroshi!」大拍手です。「そして私、おかんロッカーです、オンヴォーカル、chifumiでした!」って大拍手!

 オーラス6曲目は「蝋の翼」。シンセのきらびやかなリフからダイナミックなリフがはいって、カラフルな照明のなか、ミドルテンポでなだらかで雄大な感じで展開して。そして静かになってピアノのリズミカルなリフからしっとりとした艶っぽいヴォーカルがはいって、それが徐々に盛り上がって、サビではmeguさんのコーラスもはいって盛り上がって。2ndヴァースではchifumiさんがステージにひざまづいて情感たっぷりに歌い上げて。中盤ではシンセの伸びやかでメロウなソロが。ソロが終わると拍手です。続いてギターのエモーショナルなソロへ。終盤ではブレイクリフからパワフルなヴォーカルがはいって、コーラスとともに歌い上げ、ギターのヘヴィリフとシンセのパワフルなリフ、さらに叩きまくりドラムのなか、ヴォーカルが客席前の手摺に足をかけてパワフルにシャウトして、ギターがエモーショナルなフレーズを響かせるなか、迫力のロングスクリーミングを。ラストは盛大に弾きまくり叩きまくりでFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」ってchifumiさん。メンバーの皆さんは拍手歓声のなかお辞儀をしてライブ終了です。時計を見ると19時ちょうどで、45分弱の素敵なライブでした。
 初めて観た<Water Garden>、メロディアスで叙情的な部分もあるハードプログレといった感じでしょうか。パワフルながら艶っぽく妖しい魅力のヴォーカル、テクニカルで美しいキーボード、美形で力強くテクニカルなベース、タイトでめっちゃパワフルなドラム、そしてハードでエモーショナルなギター、どのパートも見応えあってかっこよかったっす。そのなかでもやはりヴォーカルとキーボードについつい目がいってしまいます。演奏はもちろんのこと、あの視線・眼力に魅了されますね。そして特に耳に残ったのはドラムとベースかな。ヌケの良い音で力強く響いて。リズム隊がしっかりしているバンドはほんと気持ちいいっす。またいつか機会があればライブ観に行きたいですし、フルアルバムも楽しみです。

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