満月に聴く音楽

宮本隆の音楽活動(エレクトリックベース、時弦プロダクションなど)及び、新譜批評のサイト

Bob Dylan Man On The Street Vol.2 (10CD)

2022-09-15 | 新規投稿

ディランの核心は当然ながら歌にあり、歌詩は表現の柱だろう。但しディランを聴いて良いと感じる時、そこに必ずバックの演奏やアレンジの善し悪しが、介在する事を痛感している。問題は当のディランがアレンジやプロデュースに関する意義を書く事や歌う事と同等には持ち得ず、寧ろその無頓着性を遺憾無く発揮している事なのだ。何が良くて何が良くないかが分かっていない。私がディランのブートレッグを買う時、67年から73年、80年から88年の時期は外す傾向にあった。
しかしこの10枚組オフィシャルブートからは
無差別な時期の細かい好不調が聴き取れ、時折、アレンジの壁、演奏の限界を突き破って
こちらに向かって来るディランのボイスが、新たな発見と感動を呼び覚ました。スタジオアルバムのみで判断する事の謝りを今更、実感。

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9/17(sat)SONIC CONFERENCE

2022-09-15 | 新規投稿
9/17(sat)SONIC CONFERENCE
音響会議の出席者を以下、プロフィールと共に紹介します。
◍ 神田剛誌×菱沼カンタ×原口裕司
◍ Wamei ×Kim Woohae
◍ MILKLOTUS × 長野雅貴
◍ H. Wakabayashi
◍ 石上加寿也×宮本隆×松元隆
◍ Kenji Tsuda (visual)
@ environment 0g [ zero-gauge ] 
open17:30 start18:30 2000yen(+drink order)
environment 0g zero gauge
大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビルB1
@ environment 0g zero-gauge
18:30start
出演者紹介①
H. Wakabayashi 微分音楽家
京都のアン・ミュージックスクールでジャズピアノと音楽理論を学ぶ。2008年にメキシコの実験的レーベルMandorlaにてアンビエント作品のCDをスプリットEPでリリース後、国内外での様々なライブや音楽リリース、映像制作に携わる。
2014年より自身の微分音律 Iceface Tuning
を考案し、YouTubeにて微分音チャンネルも運営。
アフロウィッグ複数所有。
出演者紹介②
神田剛誌×菱沼カンタ×原口裕司
関西を中心に活動する即興プレイヤー3人によるコアなインプロビゼーションユニット
ベース、ギター、ドラムのシンプルなトリオからは想像も出来ないほどのサウンドはやがて大きなうねりとなりその空間を支配する
出演者紹介③
MILKLOTUS × 長野雅貴
声/ ギターを主に演奏。有機的に絡まる。
抽象、混沌としたエネルギーを集め、楽曲という意思に繋げていく。自在に流れ波のように変化する。
出演者紹介④
Wamei X Kim Woohae
インプロ~エクスペリメンタル界隈で活動する、Wamei(ハーディーガーディー)とKim Woohae(色々な楽器)による夢心地ゆるふわガチンコインプロ対決
Wamei(ワメイ)「彼岸へと誘うめくるめく恍惚ドローンの世界。」
Kim Woohae(キムウヘ)「素材の音や、夢の中が好きです。」
出演者紹介⑤
石上加寿也×宮本隆×松元隆
3人での演奏は初めて。石上・宮本の電子音に松ちゃんのドラムが入るとどうなるのか。リスクある実験です。
出演者紹介⑥
Kenji Tsuda (visual)
最近はシンセを使いサウンドクリエターとしてのライブも盛ん。
今回はどんなVJを見せてくれるか。
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