ダモ鈴木（ex CAN）大阪公演 スペシャルゲスト マジカルパワーマコ

　
フライヤーを配ろうと心斎橋のレコードショップ○か×に入った瞬間、お店の人が「future days」を触っていた。この偶然はすごいと思った。「フライヤーを置いていただけますか。その人のです」と私はお店の人が持っていたジャケットを指差したが、カウンターの女性が「はい、こちらでお預かりします」と入り込んできて、話がそれ以上、発展するのを止められてしまった。「いや、でも偶然やな～」と私はニヤニヤしながら中古のクロノスカルテットを買いながら、「フライヤー、よろしくお願いします」と言い、「はい。」と返事をいただき、安心する。ダモ鈴木の名前の由来が＜丸出だめ夫＞であることを最近、ウィキペディアで知った私の驚きをわかってほしい。ダモ鈴木のダモは＜蛇毛＞だと先輩から言われた事を信じていた私はＣＡＮに熱中していた学生時代、その邪悪なネーミングに魔力を感じていたのだし、「cannibarism」のライナーをピートシェリーが書き、the FALLの「i am Damo Suzuki」に共感しながらこの今は引退した日本人パフォーマーをヒーロー視していたのだった。商社マンになっているという話をきいていたが、8０年代後半以降、そんな伝説の人物が俄かに再活動を開始する。DAMO's NET WORKでの活動を日本でも見られるようになって久しい。そんな私のかつてのヒーローと自分が演奏できる時がやってこようとは。何気に思いついたマジカルパワーマコとのジョイントは方々から「えっ　まさか」とその意表を突いた企画に無自覚だった私に変なプレッシャーとしてフィードバックしている。快く引き受けてくれたマコさんに感謝しつつ、動員に気合いを入れねばならない責任感も感じている。いずれにしてもこのライブはすごいことになりそうである。

ダモ鈴木（ex CAN）来日公演
スペシャルゲスト マジカルパワーマコ

@ クラブマーキュリー（大阪本町）
adv￥2,000 door￥2,500（+1drink￥500）
open19:00 start 19:30

ダモ鈴木 voice peformance
マジカルパワーマコ guitar etc・・・

DAMO meets MAKO BAND （出演者）
向井千恵　er-hu
中島康佑　guitar
山口ミチオ synthesizer
石上和也 laptop
宮本　隆 bass
長谷川夕記 drums　
木村文彦　percussion


club Mercury
大阪府大阪市中央区久太郎町２丁目３－８ ハイム船場 B1F
06-6263-0027