スクープとまでは言えない。
他の雑誌社だって居所くらい掴む事はそれほど困難じゃないだろう。
たた直撃取材して、目隠ししてるとはいえ顔写真まで掲載する決断力が無いだけ。
そして「今の文春なら世間は支持するだろう」て目論見が文藝春秋社側にあり、
連発していたスクープの谷間の今週にぶつけて来たと。
内容的には目新しい物はない。
これまで語り尽くされて来た事で水増しされてる。
メインはやはり直撃取材。
ただ、ここで元少年Aが吐いた激しい言葉についてはそのまま鵜呑みにする訳にはいかない。
雑誌側が過激な言葉で挑発して、それに乗った相手側の言葉のみをピックアップして誌面に載せて印象付ける、
常套手段ですな。
ヘッドにもなってる
「命がけで来てんだろ、なあ。命がけで来てんだよな、お前。そうだろ!」
と自転車をたたきつけ、突然一方的に絶叫したように書かれてるけど、
これなんぞ、自分を元少年Aと認めないので文春側が
『こっちは遊びできてんじゃねぇんだよ!いい大人が命がけで取材してんだよ!認めろよ、ガキが』
とか挑発したっぽい。
「お前、顔と名前、覚えたぞ。わかってんのか、おい!」
にしても手紙と名刺を渡そうとしたんだから、本来は次回取材に繋がると喜ばねばならないのにね。
それよりきっどさんが違和感を覚えたのは、元少年Aが関東弁を話しているって事。
もう関東が長いし、普段は素性を隠す為に関東弁でも、
興奮して、激怒したならお国の言葉、
元少年Aなら神戸弁が出ても良い筈。
「とう、とう」言ってても不思議じゃない。
って事は元少年Aが吐いた言葉の数々は忠実に再現されていない可能性がある。
内容的には同じで合っても全く印象が変わる。
先程の台詞だって
「お名刺とお手紙は受けとれません。でもお名前と顔はちゃんと了解しましたから、ご理解下さい」
全然違うよなぁ~
これがマスコミの手口。
30年前の
「T教授セクハラ・マインドコントロール事件」
の時に我々は既に学んでいる。