先日、日韓女子プロゴルフ対抗戦で、
3年ぶりに優勝した韓国のキャプテン・李知姫が
胴上げされた後に鉄製表彰式台の角に腰を強打して、
救急車で病院に運ばれました。
精密検診の結果、単純打撲傷と分かり、
関係者はホッと胸をなで下ろししたとのことですが、
韓国の東亜日報(9日付)に、
胴上げにまつわる記事が掲載されています。
まずは胴上げのこんな事故から。
●女子プロバスケットボールで
昨シーズン優勝した新韓銀行の林達植監督は、
選手らが手を離したため、ぎっくり腰になった。
●07年には李ヨンジュ元新韓銀行監督が
同様に胴上げされて転落し、小指のじん帯を痛めた。
胴上げは、いうまでもなく
参加するメンバーが一緒に上へ投げて
一緒に受け止めなければなりません。
ところが、胴上げされている監督や選手の写真を見ると
恐怖の表情が交じっているそうです。
プロバレーボールの三星火災・申致容監督はこう語っています。
「時々、怖い時がある。宙に浮いている最中に、
『受け止めるなよ』『怪我したら、どうするんだ』という言葉が
聞こえてくる時がある。
このまま落下したらどうしようと、
ぞっとする時がある」
実際、事故を恐れて胴上げを避けた人もいます。
プロ野球・金応竜サムスン社長は腰の具合がよくなかったため、
06年優勝後に姿を消しました。
プロサッカーのKリーグでは、
全北を優勝に導いた崔康熙監督が胴上げの途中、
誰かが頭をとんとんと叩いたので、
「僕を死なせるつもりか」と叫んだそうです。
統計があるわけではないのですが、
日本では胴上げ事故はあまり聞いたことがありません。
国民性の違いなのかも知れませんね。
===========================
三ッ谷 洋子
株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
法政大学スポーツ健康学部教授
スポーツビジネスコンサルタント
スポーツビジネスプロデューサー
地域づくりアドバイザー
WSFジャパン(女性スポーツ財団日本支部代表
3年ぶりに優勝した韓国のキャプテン・李知姫が
胴上げされた後に鉄製表彰式台の角に腰を強打して、
救急車で病院に運ばれました。
精密検診の結果、単純打撲傷と分かり、
関係者はホッと胸をなで下ろししたとのことですが、
韓国の東亜日報(9日付)に、
胴上げにまつわる記事が掲載されています。
まずは胴上げのこんな事故から。
●女子プロバスケットボールで
昨シーズン優勝した新韓銀行の林達植監督は、
選手らが手を離したため、ぎっくり腰になった。
●07年には李ヨンジュ元新韓銀行監督が
同様に胴上げされて転落し、小指のじん帯を痛めた。
胴上げは、いうまでもなく
参加するメンバーが一緒に上へ投げて
一緒に受け止めなければなりません。
ところが、胴上げされている監督や選手の写真を見ると
恐怖の表情が交じっているそうです。
プロバレーボールの三星火災・申致容監督はこう語っています。
「時々、怖い時がある。宙に浮いている最中に、
『受け止めるなよ』『怪我したら、どうするんだ』という言葉が
聞こえてくる時がある。
このまま落下したらどうしようと、
ぞっとする時がある」
実際、事故を恐れて胴上げを避けた人もいます。
プロ野球・金応竜サムスン社長は腰の具合がよくなかったため、
06年優勝後に姿を消しました。
プロサッカーのKリーグでは、
全北を優勝に導いた崔康熙監督が胴上げの途中、
誰かが頭をとんとんと叩いたので、
「僕を死なせるつもりか」と叫んだそうです。
統計があるわけではないのですが、
日本では胴上げ事故はあまり聞いたことがありません。
国民性の違いなのかも知れませんね。
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三ッ谷 洋子
株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
法政大学スポーツ健康学部教授
スポーツビジネスコンサルタント
スポーツビジネスプロデューサー
地域づくりアドバイザー
WSFジャパン(女性スポーツ財団日本支部代表