夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

HEART OF STONE

2013-07-10 | Weblog
「Rough&Tough」

熊本時代、俺のギター「TV」のボディに貼られてたステッカー。

あの当時の俺が自分を戒めて貼ったんだよね。

同じようにバンドにもラフでタフなロックン・ロールを求めてた。

とにかく粗暴でも強くならなきゃって思ってたんだね。

少々のことじゃ崩れないタフな連中と音楽を創りたかった。

比べても意味ないんだろうけど今のランブリングスは

残念ながらハートの弱いバンドだと土曜日のライヴで感じたね。

ミスなんて軽くいなして加速していく事すら出来なかったし

ステージの上でサウンドを創造することは皆無に等しかった。

ここ25年位の中では最悪のライヴだったと思う。

間違えないためのライヴがやりたい訳ではない。

それはリハーサルだ。

ライヴは繰り返して固めた楽曲を瞬間的に壊す場なんだ。

何より残念だったのは字の如く「音楽」がやれなかった事だ。

自分を解放しきれていないから表現も中途半端だったと思う。

俺は音楽を舐めていた。

反省。
コメント
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