夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

クソッタレの世界で花を咲かせる

2010-11-09 | Weblog
新聞やニュースは不条理で悲惨な現実を

今日も広く浅く気持ち揺らぐ程度に垂れ流している。

またいじめによる自殺とな。

まだ子供なのにな。

頭だけ大人になっちゃったか。

俺を含めた大人達に告ぐ。

苦しかったら逃げてみせなさい。

死んで花実が咲くものか。

子供は大人の真似して育つ。

子供達に告ぐ。

大人の真似なんかしなくていい。

逃げていいんだからね。

逃げなきゃ駄目だよ。

君が闘うべきところはそんな所じゃないんだぜ。

もっと大きくなってからでいいんだ。

今じゃなくまだ先のお話しなんだよ。

時々、美しい青空や夕焼けや小さな可愛い花を見て

季節の匂いを吸い込みながらゆっくり歩けばいい。

お父さんやお母さん、弟や妹と手を繋ぐのもいいね。

ほら、冬の風が君ん家の美味しい匂いを運んで来る。

そう、君は今夜のオカズの事でも考えてりゃあいい。

寒くなったら暖かい毛布にくるまって寝なさい。

そして明日、目が覚めて学校が怖かったら

学校が寂しくてたまらない場所に思えたら

もうしばらく毛布にくるまって寝ていればいいよ。

つまんないテレビなんて見なくてもいいんだ。

きっと画面の中の校長先生は嘘つきで担任の先生は弱虫だ。

絶対に行かなきゃいけない学校なんてないよ。

オッサンはそう思う。
コメント
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