夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

とある質問による、たわいもない話。

2009-12-11 | Weblog
「アナタが音楽をやっていなかったらどうなったろうね。」

俺は即答した。

「真面目な男になっているハズだ。」

「きっとつまらない男なんだろうね。」と彼女が言った。

「間違いねぇな。」

「実際は想像出来ないね。」

「そうかな。」

そう言ったものの本当は想像出来なかった。

自分でもわかっている事はそれだけだった。

最後に彼女が言った。

「良かったね、音楽があって。」

最後の質問に俺が答えた。

「そうかもね。」

たわいもない話。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする