夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

秋の花火

2008-09-24 | 戯言集
錆びた鉄板の上に火花が散り

夏に咲けなかった花を見る

火薬の匂いがハナをうつと

煙は夜風に溶けて消える

色づかぬ日々にため息ひとつ

肌寒い秋の夜 小さな光が

君の瞳の中で咲いている

何かそれだけでいい

何だかそれがいい
コメント (1)
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