夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

恐怖のオジサン

2008-04-11 | 金田常日頃
中学生になったばかりの甥っ子と久し振りに対面。

俺に対する口調が完全に早口な敬語になっており

他人行儀で少々イラっときたぜ。

小さい頃から奴はやんちゃなガキで周りの大人は手を焼いていた。

そんな中で奴が唯一苦手で怖い大人というのが俺だったらしい。

親の言うことをきかなかったりワガママ言ったりした時は

「オジサン呼ぶよ!」と言うとピタッと悪さがおさまるんだってさ。

ひどい時は「オジサンんちに泊めるよ!」って言う

最上級の殺し文句もあったらしい。

奴は号泣しながらソレだけは勘弁してぇ~と足にすがりつき

許しを乞うたと言うではないか・・・。

たった1人の可愛い甥っ子にどんだけ怖がられてんだって話だよ。

今だに奴にとって俺は「恐怖のオジサン」なのだ。
コメント
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