「いよいよ秋本番だよ~!」「木々はお色直し、足元にはコロコロ、秋満載!?」
最初にドングリを拾ってもらいました。いつもたくさん転がってる場所なのですが、子供たちが拾っていってしまうので、ずいぶん数が減っていました。それでも、手のひらいっぱいのドングリをゲット!アベマキとコナラのドングリを見比べてもらいました。「では、この子の親の木はどれでしょう?」大きな木なので枝についている所は見えないのです。
セイタカアワダチソウの黄色も秋を彩る風物詩ですよね。以前は花粉症の原因だと言われましたが、実際は全くの濡れ衣です。セイタカアワダチソウの花粉は風で飛ばされるのではなく虫によって運ばれるのですから・・それが分かれば花をじっくり観察できますね!
野鳥池の辺りはミゾソバが大群生です。粒々とした数個の花が集まっているのですが開いている花は少ないんですね!とてもカワイイ花を楽しんでいただきました。
山ぎわの日陰の道にひっそりと広がるサンショウソウです。派手さはないですが、いつも生き生きとしています。薬味に使われるサンショウ(山椒)に葉が似ている所からサンショウソウと名づけられました。サンショウとサンショウソウ、頭では理解できていても口に出して発音すると難解です(笑)早口言葉です!!「新春シャンソンショー」も言ってもらいました。
最初に拾ったドングリをポケットに入れて持ってきてもらいました。坂道の上から転がして、どんぐりコロコロを見てもらいます。思っている以上にドングリは転がっていくんですよ!「あんなところまで行ったー!」「まだ止まらないー!」楽しんでいただきました。
薬木広場に帰ってきて、アキグミの味見です。今年もたくさん実がついています。ちょっと渋かったようですが・・・
イノシシの掘り返し跡は一時期減っていたのですが、また増えてきてびっくりされた方もありました。お天気に恵まれて秋晴れの中の気持ちのいい散策でした。また来月お会いしましょう!