ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
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7月3日 なるほど自然講座「夏の食用きのこ・毒きのこ」  in ふれあいの森 パート1

2016-07-05 17:43:02 | 自然のふしぎ講座
         雨後の竹の子みたいにニョ~キニョキ

キノコといえば秋の味覚・・・と誰もが思いがちですが、森林文化アカデミーの津田先生のお話によると、食用キノコはもう夏からすでに出始めている、と言われ皆さん「へ~!」と驚いていました。採取時の注意事項を守って、さあキノコ狩りですー☆彡一週間前にはキノコが少なかった森の中に、ここ2~3日続いた雨でいろんな種 類のキノコが顔を出していました。

                              ノボリリュウタケ

林床にたくさん生えていたのがこのキノコ。見るからに毒キノコみたいな姿をしていますが、先生の同定によると食用の「ノボリリュウタケ」とか。西欧では妖精の鞍と呼ばれているそうです。姿かたちだけではキノコはわかりません^^;

                                                  全員で同定です

採ってきたキノコの同定を自分でします。種類が多くてなかなか名前が見つかりません。日本で見つかっているキノコで名前がついているのはなんと1/3だけだそうです。キノコを研究したらその道の達人になれるかもしれません(^◇^)
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7月3日 なるほど自然講座「夏の食用きのこ・毒きのこ」  in ふれあいの森 パート2

2016-07-05 17:38:51 | なるほど自然講座
     同定のノウハウを教えてもらいました

キノコの同定はまず似た者同士を集めます。それからイグチ科かベニタケ科かを分類してから、この2つに入るか入らないかを分別した後に次の科を順に調べていく方法を教えてもらいました。イグチ科は傘の裏がスポンジ状になっているし、ベニタケ科の仲間は傘を触るとポロポロと崩れるので分かりやすいです。「なるほどな~」と感心することしきり!

                           同定されたキノコが勢ぞろい

食用キノコはノボリリュウタケ、ニオイワチチタケ(カレーの匂い)、アイタケ(藍色している)、シロキクラゲ、コガネヤマドリ。毒キノコはウスタケ、タマゴテングタケモドキ。食不適はカレバキツネタケ、ニオイコベニタケ、シロホウライタケ、ヒイロタ ケ。食毒不明がニセアシベニイグチ。こうして名前が分かったキノコはなんとなく親しみが湧いてきます^^

                                                      絵本の世界

この超ミニサイズの白いきのこは、シロホウライタケです。とてもメルヘンチックな世界をつくりだすキノコですね♪♪♪


ふれあいの森には春から秋にかけて様々なキノコが出現します。雨が続いた後に、足元をキョロキョロ探しながら歩いてみるのも楽しいもんですー☆彡
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