タイトル「薬草探し」
数日前から大雪です。でも各務原市は積雪が少なかったようです!
残雪の中、足元に注意しながら森の中を歩きました。
薬草探しですが、まずは毒となるものから始めました。
スイセンの株の所にスーパーで買ってきたニラを並べて置いてみました!
毎年スイセンとニラの誤食中毒が起こります。
本当に似ているのか、目の当たりに見てみることにしました。
「えっ?本当にそっくり!」「こりゃ、間違えるわー!」
これから案内人になる皆さんにはちゃんと区別できるようになっておいてほしいですよね!
「やっぱ、匂いですよね~!!」
匂ってみるのがが一番確実!ニラの匂いは強いですから。
でも、混ざっちゃっていたら分からない。ニラとスイセンは一緒に植えないことが最大防御策!
そして、スイセンは地面を掘ると丸い球根(鱗茎)があります。
ツルドクダミの冬越しの姿です。「何首烏(かしゅう)」という生薬になります。
葉っぱがドクダミに似ていて、ツル状になります。秋にイタドリと間違えるような花が咲きます。
ノビルです!これも「薤白(がいはく)」という生薬です!ネギのような強い匂いがあります。
「麦門冬(ばくもんどう)」というジャノヒゲと一緒に紹介しました。
雪の中にカキドオシです。「連銭草(れんせんそう)」という生薬です。
葉っぱの爽やかなにおいを楽しんでもらいました。
春を待つシデコブシのツボミです。モフモフでつい触ってしまいます。
「辛夷(しんい)」という生薬です。
寒い中、皆さん興味津々で話を聞いていただけました。
ニラとノビルの匂いに包まれて歩いたのは初めてでした(笑)
自己判断での服用は危険ですので決してなさらないようお願いします。
来月は受講生の皆さんそれぞれのインプリとなります。がんばってくださいね!!