『文車(ふぐるま)日記』は、
古典文学に造詣の深い田辺聖子氏による
偏愛的エッセー集。
作者が、自分の好きな古典文学を
自由に(しかし的確に)解釈しているので
とても親しみやすい内容です。
扱っているのは
『万葉集』『更級日記』『平家物語』『今昔物語』
『古事記』『徒然草』『源氏物語』『古今和歌集』
ザ・古典文学というものから、
井原西鶴や与謝蕪村などなど……縦横無尽。
もうね、理系の私としては、
古典のテストでムリヤリ暗記して(それでも赤点で)
苦手意識しか持っていない有名作品や句、歌を、
深く読み解いた上で、さらりと読みやすい文章で
供してくださるのです。
大変にありがたい。
なぜ!私が高校生の頃に!出会えなかったのだ!
と、見当違いな恨み節をぶつけるくらい、
ありがたい一冊です。
一篇が数ページと短くて、
作品紹介の順番も時系列ではないので
どこから読んでも良いし、いつ読んでも良い。
ご家庭に是非、一冊。
とおススメしたくなるエッセーです。
個人的には『更級日記』の読書大好き少女の描写がピカイチです。
千年前も、夜中に火を灯して夢中になって読書してたんですね。
ホントに!高校生の頃に!これを読んでいたらっ!!!(恨み節)
古典文学に造詣の深い田辺聖子氏による
偏愛的エッセー集。
作者が、自分の好きな古典文学を
自由に(しかし的確に)解釈しているので
とても親しみやすい内容です。
扱っているのは
『万葉集』『更級日記』『平家物語』『今昔物語』
『古事記』『徒然草』『源氏物語』『古今和歌集』
ザ・古典文学というものから、
井原西鶴や与謝蕪村などなど……縦横無尽。
もうね、理系の私としては、
古典のテストでムリヤリ暗記して(それでも赤点で)
苦手意識しか持っていない有名作品や句、歌を、
深く読み解いた上で、さらりと読みやすい文章で
供してくださるのです。
大変にありがたい。
なぜ!私が高校生の頃に!出会えなかったのだ!
と、見当違いな恨み節をぶつけるくらい、
ありがたい一冊です。
一篇が数ページと短くて、
作品紹介の順番も時系列ではないので
どこから読んでも良いし、いつ読んでも良い。
ご家庭に是非、一冊。
とおススメしたくなるエッセーです。
個人的には『更級日記』の読書大好き少女の描写がピカイチです。
千年前も、夜中に火を灯して夢中になって読書してたんですね。
ホントに!高校生の頃に!これを読んでいたらっ!!!(恨み節)