思惟石

懈怠石のパスワード忘れたので改めて開設しました。

軽量化問題

2015-06-10 13:28:11 | 日記
体力が無さ過ぎて、読書がままならないのです。
情けないことに。

重いですよね、本。

通勤電車でジャンプとか読んでいる人を見ると
腕ぷるぷるしないのかなあ…と余計な心配するくらい
筋力ゼロです。
漫画も嫌いではないですが、
読み終わった本を持ち歩きたくないので
ひたすら文庫で小説を読みます。

が、たまに図書館で人気タイトルをゲットできると、
単行本であることが多かったりして。

重いよ!単行本!!

直近で「おもしろかったけど重かった」のは
「悪の教典」と「光圀伝」ですかね。

前者は途中から「バトルロワイヤル」になったので
「それ、もう読んだから!」と文句言いながら
だいぶ斜め読みになりましたが。
そういえば「新世界より」も
「重いよバカ!」と叫びながら読みました。
感想メモも『200ページにしてほしい』です。
貴志さんとは気が合わないようです。

「光圀伝」はですね、
困ったことにすごく良かったです!名作!!
なので、こちらはもう真剣に読むじゃないですか。
おかげで首と肩がバキバキになりました。
「天地明察」もむちゃくちゃ良かったよちくしょう!
やっぱり文句言いながら読みました。

あ、あと「空飛ぶタイヤ」も
良かったです重かったですこのやろう。

ぶ厚い本はどのみち文句言わないと読めないのです。

大学のころの同級生にカバンを持つのが嫌いな
男がいまして。
飲み会とかちょっとした外出は
ポケットに財布と文庫だけつっこんで来るのです。

で、読み終わったページを破いて捨ててくのです。

「なんで破るの!?」
と聞いたら、答えはシンプル。
「重いから」

軽量化!!

私も、買った本を愛でるたちではなく
邪魔だからとカバーを捨てたり(帯は100%捨てる)
濡れるのもかまわず風呂で読んだりするタイプの人間なのですが。

読んだ端から捨てるってすごい!!

体力ゼロの私ですが、さすがにそのような豪胆さはありません。
脳みそポンコツだから読み返すことも多いし。

「本、重いなあ…」というとき、よく彼のことを思い出します。
「山田くん、ジャンプはどうするんだろ。
やぶくの大変だろ…」
とどうでも良いことを思ったりもします。
コメント
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