~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

22/1/5(水)市民活動センターのこと

2022年01月05日 | まちづくり・市民活動
「阪南市市民活動センター」は、
市民活動団体のネットワークづくりのために、
10年がかりで実現した「市民活動団体の拠点」となるはずの場所でした。

冷暖房のない、旧尾崎保健所の一部屋からスタートしたときの運営団体は「まちづくりネットワーク」でしたが、
尾崎小学校の統合で空いた校舎が地域交流館として生まれ変わるにあたり、
「市民活動センター」も移設することになりました。
「事業委託にあたり、法人格を取得すること」という条件があり、
「まちづくりネットワーク」のメンバーが袂を分かち、「まちづくり推進ネット」を結成、NPO法人となり、
最初の事業委託者となられました。

「まちづくり推進ネット」さんが委託を受けていたときには、
生涯学習推進室とのつながりもあり、
「社会教育団体をつなぐ」役割が見えていましたが、
「学びの場」重視で、団体を「つなぐ」「育てる」ところが弱いというところから、
3年後のプロポーザルでは、
専門的な関わりを求めて「大阪NPOセンター」さんに委託者が代わりました。

「大阪NPOセンター」さんは、
他市での実績もあり、期待も大きかったのですが、
●「阪南市の市民活動の実状」にあった事業ではなかったこと
●担当の方が途中代わられたこと
●目指すところが見えなかったこと
などから、
ちぐはぐ感があり(これは多分に、「大阪NPOセンター」さんが運営するには予算が少なかったこともあると思う)
結局、
前の3年間から何の積み上げもない3年間が過ぎてしまいました。(←あくまでも浅井の視点です)
この3年間で、
「生涯学習推進室」との関わりはまったく見えなくなりました。
「市民活動」って、「生涯学習」と大きく関わり、リンクするものだと思うんだけどなあ。

そして2年前、
社会福祉協議会さんが、
もともと「地域ボランティアと市民活動」ということに精力的に取り組まれてきた経緯もあり、
事業委託者として手を上げ、選定されたわけですが、
いきなりコロナによる閉館からのスタートになりました。

昨年の春からは、
いろいろ工夫を重ねながら、
次のサイクルにはいい成果が出せるかも、
という雰囲気になっていたのに、
昨年末募集のあった「業務委託募集」には応募されなかったという報告を聞きました。




せっかく、「市民活動センター」らしい感じが期待できそうだったのに、
と残念でなりません。

阪南市に「市民活動のネットワークを」と願い、
関わり続けて、もう20年近くなりますが、
また振り出しに戻った気持ちです。

どうなっていくんだろう、「市民活動センター」。

市民として、
私にできることは何でもやるから、
せめて、この2年間の上に積み上がる「市民活動センター」であってほしいと願います。

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