~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

24/8/6(火)79年前に思いをはせて〜平和登校日に思う〜

2024年08月06日 | 教育
今日は、「広島平和祈念日」。
60年以上前、私が小さかったころも、
30数年前、子どもたちが小中学校に通っていたころも、
8月6日は夏休みの登校日でした。

子どもたちは、「平和登校日」と呼んで、
その日は、戦争に関わる映画を見たり、
戦争や原爆を体験した方のお話を聞いたり、
戦時中の生活を疑似体験したりしてきました。

私自身は、戦後10年経った1956年生まれで、実際の戦争体験はありませんが、
田舎だったので、
片腕だったり、片足だったり、片目がなかったりして「傷痍軍人」と言われる方がいたり、
日々国民服のような服のままの方がいたり、
仕事がなく、貧しくて毎日の生活が苦しい方など、
まだまだ、「戦後」を引きずっている生活を覚えています。

そんなわけで、
小学校の平和登校日に、
戦時中の生活体験として、小麦粉を練って作る「すいとん」を作ったり、
戦争や平和に関する絵本の読み聞かせなどの活動をしてきました。

その「平和登校日」がない(夏休みの登校日がなかったり、別の日だったり)学校が増えていることが気になっています。

教育委員会からは、
「8月6日でなくても、平和について考えたり学んだりする授業は行っている」
と説明されましたが、
●8月6日、朝からギラギラ太陽が照りつけるその日に、広島に起きたこと
●そこに至る経緯
●一瞬で家族を失い、79年たった今も原爆の後遺症に苦しむ人がいること
を、全校で学び、語り継ぐことは、
被爆国日本ができる非核非戦への大切な教育だと思います。

修学旅行で広島を選ばない学校も少なくなっていると聞いています。

戦争を体験しない世代がほとんどになった今だからこそ、
「できること」は継続していってほしいと心から願います。

市立図書館では、
今年も戦争や平和を考える本の紹介をしてくれていました。


「市民ができること」も考えていきたいです。

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