~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

23/10/11(水)埼玉県議会に提出された「埼玉県虐待禁止条例改正案」取り下げについて思うこと

2023年10月11日 | 子どもの権利
10月6日に、埼玉県議会の委員会で可決され、
13日の本会議で可決予定だった「埼玉県虐待禁止条例改正案」に、
全国から多くの反対意見が届いたこともあり、
昨日午後に、議案の取り下げがあったと報じられました。

この改正案に対しては、
ネットで反対署名を呼びかけていて、
私も賛同していました。


これだけでなく、複数のサイトで反対署名が呼びかけられ、
県庁や知事のところへも、
多数の反対や非難の電話があったようです。

ただ、昨日は夜からのニュースをだいぶ見ましたが、
改正案の取り下げを伝える際に、
「子どもたちの安全を守るという点は間違っていないのですが」というコメントが結構語られていて、
違和感を感じました。

「子どもたちの安全を守る」方法は、
子どもの年齢や性格、経験値、家庭環境、地域の状況にもよるし、
必ずしも「おとなが目を離さず見守る」方法だけではないはず。

●少子化により、子ども同士の育ち合いの機会が減少している
●当事者の子どもたちの話を聞き、いっしょに考える場が少ない
●親が安心して子どもを預けたり、子どもが思いっきりあそんだりできる場所が近くにない

こんなことの解決と合わせた案でなければ、
子どもたちのための施策とは言えないと思うのです。

社会全体が、もっと「子どもたちを、今をともに生きるパートナー」として考えていくようであってほしいと願います。