~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

22/3/24(木)令和4年阪南市議会第1回定例会最終日

2022年03月24日 | 議員
3月議会の最終日でした。
議案と採決の結果は、以下のとおりです。
市からの提案議案は、すべて全会一致で可決されました。




この日、大きな争点になったのは、
①議会議案第5号
 議員報酬を25%カットする議案
②議会議案第6号
 現在議員に貸与されているタブレットの購入費、維持費に係る経費を「政務活動費」から減じるという議案
で、
いずれも大阪維新の会さんからの提案でしたが、
質疑、討論を経て、賛成少数で否決されました。

私も「反対」しました。
と書くと、
「やっぱり議員は報酬を減らしたくないんだな」
と思われるかもしれませんが、
質疑・討論を聞いていただいたら、
「反対」の意味が少しは理解いただけるかもしれません。

41分くらいから、角野議員からの提案が始まります。
福田議員、岡議員、二神議員、上甲議員との質疑応答のあと、
上甲議員の反対討論、
百々議員の賛成討論があり、
1時間14分辺りから、私の反対討論があります。

私の反対討論は、
準備していた原稿ではなかったので、
言い間違いが多く、聞きにくかったと思いますが、
●議員はそれぞれ、自身が考える「阪南市を住みやすい町に」という思いで活動している
●「活動」の仕方もそれぞれだが、それができるのは、現在の報酬があるからで、それを減額する、しかも25%減額となると、大幅に活動を見直していかなければならない。(私で言えば、事務所の維持など)
●だからといって、「報酬カット」を否定するものではない。
●今、議会は「議会基本条例」の制定に向け、話し合うことの大切さを共有しつつある。
●阪南市がいかに危機的かを訴えるより、「市民が落胆しないよう、いっしょにがんばろうと伝えていくこと」が議員の役割
●財政非常事態宣言中の今、大切なのは、議員同士が「話し合い」、「報酬カット」も含め、阪南市がどうあればいいか考えて、「実現させていく」こと
を訴えたつもりです。

②のタブレット維持費を政務活動費からという案については、
タブレット導入は、「議会のペーパーレス化」と事務局の仕事を減じるという効果を生み出すために、
たまたま国からの交付金があるからということで全庁的に取り入れられた経緯があり、
また、申請していない議員もいる「政務活動費」(浅井もいただいていない)からというより、
提案するなら報酬からのほうが理にかなうなあと思ったこともあり、
反対しました。

正直なところ、毎回「身を切る改革」を訴えられると、
議員が「身を切りながら活動している」ことを否定された気持ちになります。

それぞれ、個人の信念を持ち、
日々活動しているわけで、
「報酬カットをしないと市民は納得しない」と脅されている気持ちになります。

決して「報酬カットしたくない」と言っているわけではなく、
●それぞれの議員活動のあり方を認めあった上で、「議会」としてどうあるべきか
を話し合っていきたいと思います。

動画をご覧いただいたら、
ぜひ感想やご意見を伺いたいです。