10月2日(土)に開催された「阪南市制30周年記念事業」の後半に開催された、
近年、
特にここ!
子どもの権利を知った子どもたちは、
耳にしたことはあっても、
千里金蘭大学の吉永先生の講演の報告です。前半部分は昨日のブログで報告しています。
近年、
全国的に、子どもの権利条約を、まちの条例にする市町が増えていて、
その市町は「子どもにやさしいまち」を謳っています。
「子どもにやさしいまち」は、
私の選挙中のスローガンでもありました。
「やさしい」は、やさしくする、甘やかす、ということではなく、
「尊重する」ということで、
弱者の代表である「子どもたち」が「尊重されている」と感じられるまちになることは、
「子どもたちだけ」ではなく、
すべての人が尊重されるまちになることが、
全国で実証されています。
吉永先生の講演の中では、
まちづくりのキーワードとして、
「参加」と「パートナーシップ」ということが、
繰り返し語られました。
「子どもの参加」というと、
「子どもに役割を与えて、何かをさせる」ことを考えるおとなが多いのですが、
まず、
●何かしたいかどうか(NOもあり)
●何がしたいか
●どうやって実現するか
は、子どもが決める。
そして、
●うまくいかないからと言って、求められていないアドバイスはしない
●次のチャレンジを応援する
ということが、おとなの役割です。
今回、
吉永先生の講演の前に、
市内の園児、小学生、中学生たちからのビデオメッセージが流れたのですが、
自分たちが本当に伝えたいことを伝えられたメッセージは、
どのくらいあったでしょう。
「子どもたちが参加すること」は、
「子どもたちの意見が尊重される」ことであり、
●どう伝えたいか
を聴いたり、いっしょに考えることが、
おとなには求められています。
今日は、
子どもの権利に関するキックオフの日。
子どもの声にしっかり耳を傾け、
尊重し、パートナーシップを築く未来に期待したいです。
子どもたちは「将来おとなになる人」ですが、
「子どもである『今』」も、
おとなのパートナーであり、尊重されるべき人だということを、
しっかり胸に刻んでいきたい日です。
以下、
吉永先生が紹介してくださった、
国連「子どもフォーラム」での子どもたちからのメッセージです。
見にくいですが、大切なメッセージでした。
特にここ!
子どもの権利を知った子どもたちは、
子どもたちが自分で考えた方法で、
新しいまちのあり方を提案してくれるはずなので、
パートナーシップ、よろしくお願いします。
最後は、
大阪府からSDGsの取り組みについてのセミナーでした。
耳にしたことはあっても、
何をすればいいか、なかなか伝わりにくいところもあると感じます。
毎日の生活の中で、
意識することで誰もができることも多いので、
機会あるごとにアピールしていくことが大切だと感じます。
とりあえずは、
●プラスティック製品を少しでも減らす
●ゴミを減らす
ことは、今すぐできることだと思います。
簡単そうで、日々の中で実践がむずかしいことで、
だからこそ一人ひとりの意識が大切なのだと思います。
長い記念事業でしたが、
最後まで参加された方にとっては、
実りある内容だったと思います。
このことをどう活かしていくか、
関わりある団体での意見交換や学習の機会が持たれることを期待したいです。