~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

21/8/8(日)「阪南市行財政構造改革プラン改訂版(素案)」にかかる市民説明会④⑤

2021年08月08日 | はんなん話
5回に渡る長い名前の市民説明会。
4回目は10時〜、防災コミュニティセンターで、


5回目は14時30分〜、箱作住民センターで開催されました。


今回も、5回すべて参加して、
さまざまな地域に暮らす市民のみなさんの声を、
直接お聞きすることができました。

以下、各回で出された意見をまとめてみました。
あくまでも、会場でのメモをもとにしているので、十分ではないことをご了承ください。

防災コミュニティセンターでは、10人の参加(うち、議員は浅井1人、担当課以外の市職員2人/うち女性3人)でした。

●阪南市の「財政非常事態」への対策は、「市民サービス・公共施設」の見直しが主だが、京都市では「職員数と職員給与の削減」をまずあげていた。順番が違うのでは?
→阪南市でも全職員の給与削減は継続中であり、職員数も長期的に削減する計画になっている、という回答。がんばっていても、なかなか市民には伝わっていないことを、改めて感じた。

●コロナ感染拡大防止のアピールで、市長や職員が車で市内を回っているが、アピールするメッセージはときどき変えるほうがいい。今なら、「ワクチンを打った人もマスクは必ず着用」が効果的。さらに、車はできるだけゆっくり走らないと、伝わらない。

●プランはすばらしい内容。税収が増えないまちで、どうお金を生み出し、出ていくお金を減らすか、計画を実行していってほしい。

●「山と海が出会うまち」というコピーは阪南市にぴったり。このことをどう輝かせていくか、職員だけでなく、市民の人材を生かしていってこそ「公民協働」。

●企業との協働には、「規制緩和」が必要。「企業型ふるさと納税」なども活用。仕事がないと若い世代が定住できない。

市長からは、「職員を地域や民間と繋げていき」「ベッドタウンからホームタウンへ」を実現する、という回答がありました。

●若い職員が退職している。職員は、やる気をなくしているのではないか?
また、階級試験の受験率も低い。業務能力の評価を行い、試験は論文形式にしてはどうか?

●職員の「あるべき姿」に対し、どういう能力を身につけてほしいか、市として支援すべき。定年後は、その力を市役所の外で活かせるようになるといい。

●職員の働き方改革として、各種委員会など、5時までの開催にしてはどうか?
→会議に参加する方で、集まりやすい時間など検討していきたい、という回答。座長の学識の方の都合もあると思うが、「前例の打破」は大切だと思う。

●たとえば、企業誘致をしたいなら、職員も一丸になって、知り合いや縁故に声をかけるなど、一人ひとりの努力も大切。取り組んでほしい。

最後の箱作住民センターの参加は、7人(うち議員は浅井1人/女性も1人)でした。
●プランの改革は、何年もかけず、一気にやってほしい。市長は、嫌われてでも進めていくべき。

●人口の流出はなかなか防げないが、転入については、たとえば市外に住む職員に阪南市に転居してもらえるよう声をかけるなどもしてみては?

●改訂版プランの内容は、効果額が大きいが、ほとんどは人件費の削減。企業誘致やふるさと納税は、相手があることで、どれだけの実効性があるかは不安。
わんぱく王国など、方向性が見えない計画もあるので、まずは方向性が見えるようにしてほしい。

●小中学校の統廃合も、通学の距離によってはバスの配置などお金が増えるかもしれないし、大きなビジョンが必要。

●子育て拠点整備の計画が進んでいるが、下荘保育所と石田保育所の統廃合についてはまだ、疑問と不安がある。山中渓から通園する家庭もあり、検討が必要。
→令和5年度以降の取り組みになるが、意見は検討させていただく。

●自治会は、若い世代が入らず高齢化していて、維持管理が難しい。市からの指示があっても動けないこともある。現状を知った対応をしてほしい。

以上、2ヶ所の説明会の報告でした。
連日、1日2回の日もあった司会進行、プラン説明、質問への対応、お疲れさまでした。

明日にかけて、台風の進行が気になります。