一昨年、
市としては「事業廃止」とされた「桜の園」ですが、
●阪南市で唯一、直火の使用ができる
●年間の利用者も、市が把握しているよりはるかに多い(実際どのくらい利用されているか、「桜の園の会」の会員が毎日通って実態をつかんだ)
●自然豊かで、海も山も魅力がある、というとき、「桜の園は欠かせない」
●キャンプ人口の増大で、ニーズがある
●あらためて新しいキャンプ場を作るのはムリ。あるものの活用。
などの理由から、
阪南市行政サービス協働化制度「はなてぃアクション」への提案をし、
採択されて、
昨年4月から「桜の園の会」が、
桜の園の管理(水運びと、トイレ・かまどの清掃など)を行っています。
私は以前から「桜の園」が大好きだったので、
「桜の園の会」の活動に賛同し、
水運びやトイレ掃除のボランティアをしています。
会の運営に関わっていらっしゃる方々は、
本当に自然を愛し、
木々や鳥や植物などの知識を持ち、
ボランティア精神にも長けたみなさんです。
市からいただいている事業委託の金額は年額16万ちょっとで、
水運びや環境整備のために足を運ぶガソリン代や、
消耗品で消えてしまいます。
園内をきれいに保つためには、
道具の購入なども必要で、
必要なものを購入するために、
さまざまな工夫もされています。
↑知り合いの山の倒木を持ち込み、薪にする薪割り
↑塩作り体験。希望者は残念ながらなかったそうですが。
「協働」というからには、
「協働」というからには、
お金の補助はムリでも、
せめて、こんな活動をされていることを紹介する機会を作るだけでも、
励みになるのになあと思います。
今、桜の園は、
昨年よりさらに利用が増えていると感じます。
それはそれで、新しい課題も見えてきているはずなので、
「協働」でクリアしていってほしいと願っています。