~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/2/4(日)誰のための事業かを考える

2018年02月04日 | 議員
昨日は、節分。
なので、
当たり前ですが、今日は、立春。

年によっては、立春といっても、
寒さ厳しい年もありますが、
概ね、立春をすぎると、
朝も明るくなってきて、
空気も柔らかくなってくるように感じます。

東京は、
「春」を感じる陽ざしの朝です。

さて、昨日は、
新宿区産業会館で、
チャイルドライン(18才までの子どもの専用電話)全国運営者会議の一日目でした。


全体の動きとして、
電話を受けるにあたってのガイドラインの見直しを行っているところで、
そのガイドライン改訂(案)についてが、大きな議題でした。

そこで、
ちょっと市議会にもあるような展開があり、考えさせられました。

全国を7つのエリアに分けたチャイルドライン運営地域の代表からなる
プロジェクトチームで検討されてきた案のうち、
チャイルドラインの根幹である「子ども自身の力を信じて、電話をかけてきた子どもの今の気持ちを聴ききる」という大原則が揺るぎかねない動きが、
全国支援センター事業部にあったことが、プロジェクトチームから報告され、
大議論の末、
結局、今回は案を通さず、
十分議論し尽くした上での改訂案にしていく、というところに落ち着きました。

補助金を受けている事業であること、少しでも早く改訂版が必要であることなど、
事業部として、
早く進めたい気持ちはわからないでもないのですが、
誰のための事業か、ということが議論のポイントでした。

ここまで進めてきた事業を、
なんとか今年度中に実現してしまいたいというおとなのつごうで、
拙速な内容のまま実現してしまったとき、
「子どもの最善の利益」という
団体としての大原則はどうなるのか……

さまざまな意見がでましたが、
多くの運営団体が、
同じ思いを持っていることの確認ができたことは、
ある意味、よかったと思います。

市でいえば、
誰のための事業かといえば、
間違いなく、
市民のためです。

いつでも
そこを基本に、
揺らぐことのない意見を持ちつづけられるような議員でいたいと思います。

今日は、また、
新たな課題の議案について、
話し合っています。

気持ちを落ち着けて、
進むべき道を見失うことなく、
議論に参加していきます。

夜には、大阪に帰ります😃

明日は
厚生文教常任委員会です。