~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/2/5(月)会議からの学び「ニーズと事業化」

2018年02月05日 | 議員
今回の東京行きでは、
「民主的な運営」ということを
再確認できました。

現場の運営者として出席した会議でしたが、
第三者的に、
自分が関わる組織で、
また、市議会という場で、
自分が事業提案する側だったら、
と置き換える体験ができたことが、収穫でした。

昨日の会議では、
今後のチャイルドラインの方向に関わる内容の議論がありました。

子どもたちが、
誰に聞いたらいいかわからない、
顔を会わせては言いにくい、
また近くにいなくても
「つながる」ことのできるツールとして、
「電話」を使って「子どもの声を聴く」のが、
チャイルドラインのミッション。

でも、
現実には、
その電話で話すことすら難しくなっている子どもたちの現状があります。
メール、ライン、チャット……

自分の名前、顔、声、すべて隠して、
自分の思いを伝えようとする子どもたちの現状を知るためには、
そのツールを使うしかない?という模索の中で生まれた
チャイルドラインの「オンライン」化。

現在試行として行われている「オンライン」を、事業化していこうという動きに対し、
どうあるべきか、と議論になりました。

社会的には、
子どもたちのニーズとして、
「いつでもどこでも」できるのは
「チャット」でしょう。
夜中でも、隣に人がいても、
ニーズに応えられる……

でも、
文章での「しんどい」と、
声で「しんどい」と伝えられるのでは、返すことばが違います。
電話の向こうの息づかいや、部屋の空気も感じながら聴くところに、
チャイルドラインの意義があるという実感があります。

「オンライン」化に進みつつある状況の中で、
どこまで「民主的に」運営団体の思いをくみ取った進め方ができるのか、
理事側の今後の投げかけに、
注目したいと思います。

「民主的であること」は、
どこまでも意見を出しあい、
違う意見の折り合いをつけていく過程だと思うのです。
その手間や時間を惜しんでは、
どこかで誰かの「チカラ」が働いて、
それは
「暴力」と感じられるかもしれません。

みんなが一致するわけではないかもしれないけれど、
ここで発言しても意味がない、と感じさせる会議ではなく、
存分に意見を言い切る雰囲気があること、
さらに、
1回やったからOK、ではなく、
複数の機会があることが、
大切だと思うのです。

さまざまな会議すべてがそんな風に進むこともむずかしいと思うのですが、
一問一答ではなく、
意見が飛び交う会議、
ぜひ、任期中に実現したいなあと思います。

今日は、
午前中、厚生文教常任委員会です。


第5期阪南市障がい福祉計画、第1期阪南市障がい児福祉計画の素案が報告されるので、
いくつか質問したいと思っています。

今日は、寒い!
冷たい風の中、
行ってきます。