マイライフ

生きているだけで毎日少しずつ年をとっていく。そんな日々の出来事を書いてみようかな。

教師の暴力について

2008-01-13 | Weblog
今朝の新聞に、「クラス全員38名を並べて、平手打ちをした」とい
う記事を目にした。

それで、私の小学校3年生の頃のイヤな記憶を、をまざまざと思い出
した。

あれは、釧路市で、戦後まもなく、復員してきた若い山本先生が担任
となった。

質問に答えられない、宿題をしてこない、など、いろいろな場面で、
我々は、教壇に並ばされ、次々と平手打ちをくらったし、なぐられた。
時には、一番寡黙な生徒に、みんなをたたくように、指示をした。

その子は、私のいとこで、1年生の時の担任の暴言により、以来、
言葉がでなくなっていた。家で遊ぶ時にはちゃんと話していたが、
教室では全く言葉を発しなかった。

その子は、先生の命令で、いやいやながらみんなの頬を撫でるように
たたいていった。その時の気持ちはどんなだったろうか?

又、黒板消しで女の子の頭から、血が出るほど殴ったこともあった。

家庭学習など、したことがなかった私は、殴られた日は、一晩中眠れ
なかった。

軍隊でやられたことを、あろうことか自分の担任の子ども達に仕返し
をしたのだろう。

あれから何十年も経つのに、決して忘れられない事である。

後に、自分の子どもの学校のPTA役員をしたときに、「先生殴っても
いいから」という親がいたが、どこか違うと感じたものだ。

教師たちよ。殴らなくてもよい教育の仕方を自ら学んで欲しい。

わが夫は、「教員生活で一度も生徒を殴ったことがない。でも、演壇に
立っただけで、みんなは静かになった。それが誇りだった」と言っていた。

それが本当かどうかは知らないけど?




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