70年前の今日、広島に原爆が落とされたのでした。
今朝は、テレビ放映されていた広島原爆記念式典での
黙祷に合わせて私も一緒に黙祷。
そして、金沢市では市長も出演して
朗読公演「100人の声・命を読む」が
午前11時半から午後5時半まで行われました。
私も初出演。ここでも午後1時に舞台で
広島の原爆被爆者に対しての黙祷を全員で行いました。
~戦後70年・被曝70年~がサブタイトルになっているので
戦争がテーマのものがほとんどでしたが、
私が選んだのは、シアトル首長が大統領に宛てた手紙。
戦争テーマが続く中では、少し息抜き時間にもなったようです。
1854年にアメリカの第14代大統領フランクリン・ピアスは
インディアンたちの土地を買収し居留地をあたえると申しでた。
1855年インディアンの首長シアトルはこの条約に署名。
インディアンを全滅させるためにバッファローを殺戮し、
奪うだけ奪った白人たち。それがアメリカ大陸の歴史でもある。
人とは何であるか?それを知っていたのはこの気高いインディアンたちです。
自然や生きものたちと共に生きた者たちのメッセージはほんとうに美しい。
それを4人で朗読したのでした。
今日の朗読会ではひめゆりの人たちのメッセージや
原爆を体験した広島の子どもたちのメッセージも読まれていました。
TVでも広島の原爆被害者が多くを語っていました。
それに耳を傾けた一日でした。
戦争は決して繰り返してはいけない!
悲惨な体験をした日本だからこそ、
世界を平和に導く役割を果たして生きていく。
それが私たちの国の真の役割なのだと思うし、
そうあってほしいと強く願う。