ギンヤンマは都市部の池沼や河川でも、比較的よく見られるヤンマ科のトンボです。
普段は広い縄張り内の水面を、ほとんど休むことなく高速でパトロールしているので、飛翔状態でこれを
撮るしかないのですが、それには、かなり優れた動態視力や根気、それに高度な撮影技術を必要とします。
残念ながら、その何れにも恵まれない私に、撮影のチャンスが訪れるのはこの産卵時。
ギンヤンマは、水面に出た水生植物などに止まって、雌雄連結または雌が単独で植物の組織内に
産卵する習性があります。
画像はスイレンの葉に連結状態で止まって産卵しているペア。
さて、ギンヤンマと呼ばれるネーミングの根拠となる銀色ですが、体の何処にあるのでしょうかね?
こちらの画像は花を中心に撮りましたが、よく見ると花に止まるアオモンイトトンボが見えています