山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

アゲハ & キアゲハ

2009-07-17 23:12:59 | 昆虫
この時期になるとよく見るアゲハチョウですが、よく見ると翅の模様に違いのある

アゲハとキアゲハの2種類のアゲハチョウが飛んでいます。



こちらはアゲハ(揚羽)です。個体数が多いことからナミアゲハ(並揚羽)とも呼ばれますが

実はこれが一番美しいアゲハチョウで、「並」はちょっと失礼です。

全体に繊細で幾何学的な網目模様は、美しさに於いては上位にランクできます。

幼虫の食草は柑橘類、山椒などの樹木の葉です。



こちらはキアゲハ(黄揚羽)、アゲハと比べてかなり粗い網目模様の翅です。

特に前翅の肩の部分は網目ではなく、黒のベタ模様になっているのが特徴、

幼虫の食草は主にセリ科やニンジンなど草の葉です。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カワラナデシコ(河原撫子) | トップ | イチモンジセセリ »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ナミアゲハ (ラヴィー)
2009-07-18 21:46:23
ナミアゲハ

まるで 間違い探し・・・・・

左右の模様 よく見ると何箇所か違っています

モノトーンの明快な色が なんともいえないくらい素朴で その美しさに魅了されました

私も散歩がてら今日こそはと 意気込んで辺りを注意深く見渡しながら歩くのですが・・・・

こんなに素晴らしい蝶に

いまだかって 

なぜか・・・・・?出会えません


理由は・・・・・・・

白内障と言う事にしておきましょう


さて・さて・・・・・・・・・・・・・・・・


北海道の大雪山系で十人の死者が出る遭難がありました

今回の遭難は

自然はいつも決して侮れない偉大な存在であると言う

教訓を今更ながら教えられました


山歩きをなされるやまぼうしさん

決してガイドさんなどを頼りにしないで下さいね

なんと・・・・・

これまで 自らは1度も歩いたことがなかったコースとのことです

果たして こんなことが許されていいのでしょうか・・・


自分の命を守ってくれるのは

他でもない

やっぱり最後は自ら守らなくてはならないようです


まして奥様の生命までをもを預かっている人にとっては・・・・・・・

でもこれって・・・・

山男として 

最低のモラルの欠如だと思いました


いつか・・・・・やまぼうしさんが 

荒れ模様の天候を危惧して槍ヶ岳・・・・?への登頂を諦めた記事を思い出しました

なんと勇気の要る行動だったことでしょうか


勇気にもいろいろなあるようです

真の勇気とは

引き返す勇気こそ

真の勇気であるような気がしました・・・・・・・・・
返信する
Unknown (指月山)
2009-07-18 22:06:35
やまぼうしさん、今晩は
>実はこれが一番美しいアゲハチョウで
模様の精巧さ、キメの細かさでは一番かも知れませんね。でも個人の感じ方もありますがアオスジアゲハなどは色の鮮やかさでは一番ですかね、カラスアゲハの金属的な光沢もいいですね。
キアゲハも黄色が抜けるとアゲハチョウと紛らわしいですね。
返信する
 (やまぼうし)
2009-07-19 08:03:11
ラヴィーさん お早うございます
個体数が多いが故「並」と呼ばれたこのアゲハ
それは一方では「団塊」と呼ばれた私たちと同じで、何処にでもいる
駄ものを現す形容詞が付けられる悲しい性かもしれません。
しかしながら、この蝶の美しさには古くから定評があります。
江戸時代の天才画家、丸山応挙は熱心な博物学者でもあり、庭に飛んできた昆虫を
かなり正確にスケッチしたもの残しています。
その中でも一番大きく美しく描かれているのは実はこのアゲハなのです。
天才の心を揺り動かしたのは、珍しさよりもこの蝶の持つ本質的な美しさだったようです。
返信する
特別な蝶 (やまぼうし)
2009-07-19 08:56:13
指月山さん お早うさんです
梅雨明け、遅いですね~ おかげで遠出はこのところ控えています。
夏山遠征は一応、池塘もあって花がたくさん見られそうな妙高山を計画しています。
頂上まで行くかどうかは相棒の調子しだいですが(笑)
アゲハは見慣れていてもつい近いとカメラを向けたくなりますね。
やっぱり私には特別な蝶で「並」ではありません。
返信する

コメントを投稿

昆虫」カテゴリの最新記事