広葉樹林の林縁を歩くと成虫で越冬したタテハチョウの仲間が頻繁に見られる季節になりました。
画像はそんなタテハチョウの中でも、紺色の地に瑠璃色の帯模様が特徴的なルリタテハです。
国内に類似品種がいないので、比較的見分けるのが容易な種類です。
幼虫の食草は、山地では主にサルトリイバラ、平地ではユリ科の園芸植物ホトトギスなど。
他のタテハチョウ科と同じく地上で過ごすことが多く、人の気配を感じるとアッと言う間に遠くへ
飛び去りますが、しばらく待つと殆んどの場合、元の場所に舞い戻ってくるので、撮影を試みる
我々にとって、これは有難い習性です。
来週4月25日より5月16日までカナダのトロントに行ってきますので、その間、休ませていただきます。
ルリタテハは成虫で越冬する種類ですから、比較的早くから現れます。
橙色系の多いタテハチョウの仲間では珍しい色合いの蝶ですね。
春の里山で見られる蝶の中ではテングチョウと共に私の好きな蝶のひとつです。
25日からはいよいよトロントですね。豊かな自然と歴史的建造物など魅力いっぱいの街・・・
レポを楽しみに待っています。いってらっしゃ~い