私と女房の夏のレジャーは毎年、夏山登山です。
8年前のことになりますが、女房が私の古いアルバムを見て「一度高い山を登ってみたい」と言ったのがきっかけでした。
結婚するまでは、山岳会にも所属しさんざん山を登っていた私ですが、結婚すると同時に登山から足を洗っていました。
私にとっても久しぶりの登山再開で、この年に二人で登ったのは燕岳でした。
女房はこの時、初めて見た山の美しさが忘れられず、それ以来毎年この時期に登山を計画しています。
今年のリクエストは双六岳でした。
<8月29日>
今日が待ちに待った出発の日だというのに、天気予報は大雨注意報、東海地方では大水害が出ているとか。
それにも関らず、午前7時にマイカーで出発する。
名神高速道路→東海北陸自動車道→中部縦貫自動車道を経て正午ごろ高山市に到着した。
「古い町並み」で昼食の後、高山本町美術館に立ち寄り、「山下清・原画展」を鑑賞する。
この頃から雨がふりだした。早々に市内観光を打ち切り今日の宿泊地、新穂高温泉へと向かう。
新穂高温泉で予約を入れておいた「深山荘」 川に面した露天風呂は混浴湯・男湯・女湯、合わせて4面もあり
宿泊料金は一泊 14,000弱、と安価にも関わらず 雄大で開放感に満ちている。下山後の入浴は無料
飛騨牛の朴葉味噌焼き、岩魚の塩焼きなど12品も
ある夕食はかなり豪華
<8月30日>
午前5時起床。窓の外を見ると雨は止んでいた。部屋のTVのスイッチを入れて天気予報を見ると相変わらず雨の予報が
出ているのだが、降り出しができるだけ遅くなることを期待して出発することにする。
朝食までは少し時間があるので、露天風呂に入った。食事の後7時30分、深山荘を出発する。
深山荘の駐車場からバスターミナルまでは10分強。ここから蒲田川に架かる橋を渡り、蒲田川左俣沿いの林道を登っていく。
道端の様々な草花が心を和ませてくれる。・・・それにしても雨が気になる。
ツリフネソウ キツリフネ
クサボタン ナンバンハコベ
ミヤマコゴメグサ ヤブマメ
<お助け風>
林道を45分ほど歩くと、道の右端に下の画像の様な標識が目につく。冷風が出ているので、ここで火照った顔を冷やす。
このあたり何箇所か風穴があるが、特にここは風量が多いようだ。風穴の入り口付近でゴゼンタチバナが咲いているのを見つけた
ゴゼンタチバナ
お助け風で休憩をとった後、次のポイントであるワサビ平小屋へと向かう。小屋までの道はほとんど平坦だ。
先行する6人のパーティに笠新道の取りつきの水場で追いついたが、彼等は笠新道から笠が岳へ向かうらしい。
ヤマハハコ
6人パーティと別れて10分ほど行くと美しいブナの林の中にワサビ平小屋が現れた。ここで今日最初の大休止をとる。
10分ほどの休憩の後、林道をしばらく行くと小池新道に取りつく。この頃から雨が降り出し
以後、鏡平山荘に到着するまでの間、強弱を繰り返しながらも雨は降り止まなかった。
続きはまた明日
8年前のことになりますが、女房が私の古いアルバムを見て「一度高い山を登ってみたい」と言ったのがきっかけでした。
結婚するまでは、山岳会にも所属しさんざん山を登っていた私ですが、結婚すると同時に登山から足を洗っていました。
私にとっても久しぶりの登山再開で、この年に二人で登ったのは燕岳でした。
女房はこの時、初めて見た山の美しさが忘れられず、それ以来毎年この時期に登山を計画しています。
今年のリクエストは双六岳でした。
<8月29日>
今日が待ちに待った出発の日だというのに、天気予報は大雨注意報、東海地方では大水害が出ているとか。
それにも関らず、午前7時にマイカーで出発する。
名神高速道路→東海北陸自動車道→中部縦貫自動車道を経て正午ごろ高山市に到着した。
「古い町並み」で昼食の後、高山本町美術館に立ち寄り、「山下清・原画展」を鑑賞する。
この頃から雨がふりだした。早々に市内観光を打ち切り今日の宿泊地、新穂高温泉へと向かう。
新穂高温泉で予約を入れておいた「深山荘」 川に面した露天風呂は混浴湯・男湯・女湯、合わせて4面もあり
宿泊料金は一泊 14,000弱、と安価にも関わらず 雄大で開放感に満ちている。下山後の入浴は無料
飛騨牛の朴葉味噌焼き、岩魚の塩焼きなど12品も
ある夕食はかなり豪華
<8月30日>
午前5時起床。窓の外を見ると雨は止んでいた。部屋のTVのスイッチを入れて天気予報を見ると相変わらず雨の予報が
出ているのだが、降り出しができるだけ遅くなることを期待して出発することにする。
朝食までは少し時間があるので、露天風呂に入った。食事の後7時30分、深山荘を出発する。
深山荘の駐車場からバスターミナルまでは10分強。ここから蒲田川に架かる橋を渡り、蒲田川左俣沿いの林道を登っていく。
道端の様々な草花が心を和ませてくれる。・・・それにしても雨が気になる。
ツリフネソウ キツリフネ
クサボタン ナンバンハコベ
ミヤマコゴメグサ ヤブマメ
<お助け風>
林道を45分ほど歩くと、道の右端に下の画像の様な標識が目につく。冷風が出ているので、ここで火照った顔を冷やす。
このあたり何箇所か風穴があるが、特にここは風量が多いようだ。風穴の入り口付近でゴゼンタチバナが咲いているのを見つけた
ゴゼンタチバナ
お助け風で休憩をとった後、次のポイントであるワサビ平小屋へと向かう。小屋までの道はほとんど平坦だ。
先行する6人のパーティに笠新道の取りつきの水場で追いついたが、彼等は笠新道から笠が岳へ向かうらしい。
ヤマハハコ
6人パーティと別れて10分ほど行くと美しいブナの林の中にワサビ平小屋が現れた。ここで今日最初の大休止をとる。
10分ほどの休憩の後、林道をしばらく行くと小池新道に取りつく。この頃から雨が降り出し
以後、鏡平山荘に到着するまでの間、強弱を繰り返しながらも雨は降り止まなかった。
続きはまた明日
ついに出発されましたね。しかし雨が気がかりです、せっかくのアルプスですから晴れて欲しいですね。
こちらのコースは上ったことがありませんが、途中槍ヶ岳も見えるのでしょうね。
ナンバンハコベ、面白い花ですね、見たことありません。
計画が延び延びになった今回の山行、前半は雨との戦いになりました。
それでも全行程から見れば、たかが3時間半です。喉元過ぎればなんとやら・・・・山はなぜかいい想い出だけを残します。
槍ヶ岳は鏡平まで来ると「見える」なんてものじゃありませんよ。目の前に圧倒的に迫ってきます。
幸いなことには、雨が降っていても視界は良好でした。
私は登山の経験がなくよく分かりませんが、水を得た魚のように、文章が輝いています
自然との闘い、特に登山はお天気との闘い、こう言う日の天気予報は、外れてくれるといいのですが
山野草の花もさすが高山植物らしく、一つ一つ誇りを持って咲いているかのようです
明日も楽しみです
山登りは私の趣味の中心です。そこで山の話となるとついつい力が入ります。
山登りのどこが面白いのか?とよく職場の仲間に聞かれるのですが私にも的確な答えは見つかりません。
同じ山同じコースを登っていても、そのつど出合う自然には違いがあります。また感じるものも違うようです。
今後もまた山のことを記事にしてみたいと思います。私の経験したことだけですが・・・