山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ウスバカミキリ(薄羽天牛)

2023-07-24 16:52:54 | 昆虫

真夏の強い陽光が差し込む林道上でもがいていた、体長60mm程の大型の

カミキリムシです。

和名はウスバカミキリで、厚みが薄く軟質な上翅の特徴に由来します。

夜行性で飛翔性が高く、灯火にも飛来しますが、この時は歩くこともおぼつかない

モゾモゾとした動きをしていました。夜になると一転して行動が活発になるようです。

成虫の食性はよく判りませんが、幼虫は生木の枯死部分や、立ち枯れ、倒木の

材部を食害し穿孔します。しかし、これらは材木として利用されるような良質な

ものではないため、重要な害虫とはみなされていないようです。

 

コメント
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