山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ヒカリゴケと早太郎伝説~光前寺

2013-08-20 22:56:13 | Weblog

木曽駒ケ岳の下山後、少し時間に余裕があれば立ち寄ってみたい場所のひとつにロープウェイ乗り場への

シャトルバスが出る菅の台バスセンター近くに天台宗の名刹で、光前寺というお寺があります。

この寺の参道の両脇にある石垣の石と石の間には、普通は中部以北の山岳地帯でしか見られない

準絶滅危惧種のヒカリゴケ(光苔)という珍しい苔を見ることができます。

このヒカリゴケは、その名が示すように、暗い場所でエメラルドグリーンに光っていますが、

それ自体が発光しているのではなく、原糸体に含まれるレンズ細胞が、入ってくる僅かな光を

反射することによって発光しているかのように見えます。
















写真中央の石の間にあるのが、そのヒカリゴケですが、光っているのが判るでしょうか?
肉眼でも角度によっては光っているように見えません。















もう少し拡大してみました。
ストロボを使ったほうが判り易かったかもしれません。(反省)

 

 

 

 


 



 


こちらは本尊不動明王を祀った光前寺の本堂、不動明王は秘仏で、もちろん撮影は禁止















こちらは昔、この寺で飼われていたという伝説の強い山犬、早太郎の木造です。こちらは撮影  でした















さて、この早太郎についての伝説ですが、私が説明するより、この説明板を読んで頂くとよくわかります。
実を言うと文章を考えるのが面倒だったりして















境内に咲いていたレンゲショウマ。
小さなランプのような雰囲気の可愛い花です。
















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