山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

スワヤンブナート

2013-03-16 23:09:34 | Weblog

スワヤンブナートはカトマンズの中心部から西へ3Kmの小高い丘の上にあるチベット様式の

ストゥーパ(仏塔)を中心に建つ仏教寺院です。

境内周辺には野生の猿が多いことから別名、モンキー・テンプルとも呼ばれています。

























仏塔の四方に描かれている顔は、大きな2つの目がブッダの目、額の目は第三の目、鼻の位置に

描かれているのはチベット文字の「1」で、調和を現わしています。












 

 

日本の仏塔(京都の八坂塔など)にも祀られている、五智如来(大日如来、阿閃如来

宝生如来、阿弥陀如来、不空成就如来)ルーツはこの地域なのかもしれません。

 












 

この三つの宝珠は三宝帰依を現わしているのか?













 

巨大なチベット密教の法具「ドルジェ」、日本の真言密教では金剛杵(こんごうしょ)と呼ばれています。

古代インドのインドラ神や執金剛神が持つとされる武器で、ブッダの教えが煩悩を滅ぼして菩提心を

起こさせる武器であることを譬えています。















境内を我が物顔で駈ける猿、観光客の荷物を奪うなどの被害もあるようですが、猿もここでは

神聖なものとされているため、特に駆除などの対策はとられていません。














 

チベット仏教の特徴である「マニ車」、回転させた数だけお経を唱えたのと同じ功徳があるそうです。














ストゥパーの周りには仏像やチベット曼荼羅など、チベットの土産が売る店が軒を並べています。














西階段の登り口付近のミニチュア・ストーパー。万国旗のような布は

タルチェと呼ばれるもので、一枚毎に経文が書かれています。

コメント (2)
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