山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

天王山

2009-09-06 21:21:01 | 登山記録
先週行われた天下分け目の戦い?衆議院総選挙は、民主圧勝、自民惨敗という結果で終わりました。

評価は分かれますが、取りあえず政権交代が現実となった以上、我々庶民としてはある程度の期待しながら

新政権の動向を見守るしかないでしょう。



そこでという訳ではありませんが、何故か日曜日は427年前に「天下分け目の戦い」が行われた大山崎の

天王山を歩いてみました。



天王山は1582年、本能寺で小田信長を討った明智光秀の軍勢と、仇討を果たそうとする羽柴秀吉の軍勢が激突

した山崎の戦いで、この山を制した方が天下をとるということから「天下分け目の天王山」と表現された山です。

しかし、実際に戦闘が行われたのは、天王山東側の湿地帯で、勝負を決したのは淀川沿いでの戦いだった様です。



現代でも勝負どころを現わす言葉として、スポーツ新聞などで、「巨人、天王山に三連勝」などと書かれたりしています。


この様に、山の名前だけは全国的に知れわたった天王山ですが、どんな山なのかということは、

あまり知られていないようです。

この日の天王山は、訪れる人も少なく静かな山歩きが楽しめました。



JR山崎駅から北へ少し歩くと、山崎聖天の参道入口があり、登山道はここからスタートします。




聖天堂


大山崎はイノシシが多く、毎年襲われてケガをする人が出ています。


このあたりは竹が多く、乙訓タケノコの名産地




登山道は広く、よく整備されていて歩きやすい


ヌスビトハギ<マメ科 ヌスビトハギ属>


ヤマハギ<マメ科 ハギ属>


酒解神社の鳥居


このあたりは少し開けて、北摂方面の展望があり、一服するのに丁度いい場所です。


小さな子供を連れた、親子連れに出会いました。





ベニバナボロギク <キク科 ベニバナボロギク属>


オミナエシ<オミナエシ科 オミナエシ属>     漢字で書くと女郎花、ちょっと読み辛いですね


酒解神社の本殿、こんな山の中にしては随分立派な社殿です。詳しくは分かりませんが
「酒解神」ってお酒の神様?  取りあえずお参りを・・・「末永く美味しいお酒が飲めますように」






かなり広い頂上ですが、展望はほとんどありません。
コメント (2)
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