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山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

サネカズラ(実葛) 

2009-08-29 21:25:43 | 植物(木本)
山地の藪で、他の樹木に絡まって生える蔓性のモクレン科植物です。

花の大きさは約1㌢ほどですが、よく見るとモクレン科らしい雰囲気があります。

雌雄異株で、花弁と萼の区別のないやや厚みのある花被片が9~10個あり、

雄花は、中に数個の雄蕊、雌花は10数個の雌蕊があります。

雌花は花後に花床が膨らみ、球形の赤い果実を付けます。

枝には粘液物質が多く、これが男性の整髪料として使われたことから

別名、ビナンカズラとも呼ばれます。



サネカズラ<モクレン科 サネカズラ属>    雌花



コメント (4)
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